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マウンテンランニング色々

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マウンテンランニング、トレイルランニングレースについての色々
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2022年8月の記事一覧

Smarna Goraへ

Smarna Goraへ

スロヴェニア滞在の1週間を忘れないうちに更新しようと思いながら毎日慌ただしく、なかなか更新出来ずにいる。

結果、順不同になってしまうのだけどタイムリーに感じたことを残しておくのも大切ということで、昨日(滞在6日目)のことを書いておこうと思う。

待ち合わせたけど…

この日はマウンテンランニング国際連盟(WMRA)の会長Tomo Surfさんと会うことに。スロヴェニアには主にマウンテンランニング

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Piz Tri Vertical 2022 ~2022マロンノ滞在記①~

Piz Tri Vertical 2022 ~2022マロンノ滞在記①~

8月1週目、北イタリアのマロンノへと行ってきた。

今回で3回目の訪問。

1回目はワールドカップレースに参加するため。

2回目はワールドカップレースではなかったが、イタリアの伝統レースかつ前回の滞在とオーガナイズが素晴らしく惚れ込んだため。

そして、今回はヨーロッパではコロナ禍でも随分と生活が元に戻り、招待の連絡が来たため、家族同伴での訪問を相談したところ、快諾してくれたので1週間現地の皆さ

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生き物として丈夫なだけでなく、執着しないから強い。

生き物として丈夫なだけでなく、執着しないから強い。

世界中を走っていると沢山のランナーに出会う。
彼らに共通するのは競技力だけでなく、人間性の素晴らしさだ。

力強い走りをするだけでなく、彼らは驚くほどタフだ。
レース直後に一晩中飲めや歌えやの騒ぎをしても翌日ケロッと起きて、いつも通り山に登ったりしてしまう。

競技力や持って生まれた才能は真似できないとしても、彼らから学んで成長をすることは出来る。その彼らのパワーの源を知ってもらうことが、強くなる

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マウンテンランニングワールドカップに挑戦しはじめて10年、思い出話をもう1つ

マウンテンランニングワールドカップに挑戦しはじめて10年、思い出話をもう1つ

2012年に初めて出資したワールドカップ。
レース前日には国際枠の選手のためのブリーフィングとディナーパーティがあった。

レストランに到着すると思い思いに着席し、すでに談笑をしている人々。うーん、どの輪に入ったら良いのだろう???と思いつつも座らなければ始まらない!えいやっと座って挨拶をする。

ここにいるのは皆選手かと思いきや、家族やパートナーなど必ずしもコーチや選手だけではなく、カジュアルな

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初めて世界選手権出場を決めた時の感動をもう一度 

初めて世界選手権出場を決めた時の感動をもう一度 

2013年のこと、僕はマウンテンランニングの世界選手権に出場すべく、マウンテンランニングのワールドカップを転戦していた。もちろんシリーズ全体に興味もあったけど、世界選手権に日本代表として出場したいという強い思いがあった。

しかし、日本ではマウンテンランニングのワールドカップはおろかそれに準じたレースもない。世界に挑むためにはどうすればいいか?マウンテンランニングのワールドカップに出場する前にも色

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マウンテンランニングワールドカップに挑戦しはじめて10年

マウンテンランニングワールドカップに挑戦しはじめて10年

2012年7月末にマウンテンランニングワールドカップに初めて出場した。

この時、走ったのはスロベニアの山岳レース"Tek na Grintovec"
9kmで2000m登るレースで、登山口から山頂まで一気に駆け上がるとてもタフなレースだ。山頂付近は岩がちで最後はよじ登るようにしてフィニッシュにたどり着いた。

この時の僕のタイムは1時間44分で35位。
ちなみに優勝の選手は1時間17分!

この

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2022World Masters Mountain Running Championshipsに向けて

2022World Masters Mountain Running Championshipsに向けて

僕は過去3回マウンテンランニングのマスターズ世界選手権に出場している。
順位は以下の通り。

2018年:14位
2019年:7位
2020年:延期
2021年:11位

同世代は一緒にワールドカップを走った選手をはじめ、まだまだ層が厚い。
けれども、チャンスを狙ってコツコツ続けていればいずれその機会は訪れるし、
何より僕はマウンテンランニングが好きだ。

今年は嬉しいことに同世代で一緒に参加して

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