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目覚めている人。素敵な言葉。〜#6 ノヴァク・ジョコビッチさん

こんばんわ、Karo.です。

突然ですが、私はグルテンフリーをはじめて今年で7年目になります。

これまで、半世紀以上生きてきて、大きく人生が変わった、という局面がいくつかありますが、その中で「グルテンフリー」を始めたことは、本当に人生を変えました。

高校生の頃に、近所のパン屋さんでアルバイトを始めてから2年で18キロ太り、朝起きることができなくなり、疲れやすくなり…それがグルテン不耐症から起きた副腎疲労だったことがわかるまで、30年以上かかりました。

今から考えると、その間は本当にアクセルとブレーキを一緒に踏んでいるような状態で、心も体もヘトヘトでした。よくがんばってた!(笑)

この副腎疲労だった話〜グルテンフリーになったあとにどうなったか、については以前記事に書いていますので、参考までに貼っておきます。


また、昨日、@terucchiteruteru(テルさん)が、グルテンフリーについての記事をアップしてくれていました!グルテンが身体に及ぼす影響なども詳しく書いてくれていて必見です。


今は、グルテン不耐症について、やっと日本でも知られるようになってきましたし、グルテンフリーの食材や店も増えてきましたよね。

私が7年前にグルテンフリーを始めた時には、まさにパンブームが全盛期を迎え始めた時期でした。なので東京でもグルテンフリーの店は、ほんとーーーに少数で、さらにグルテンや副腎疲労について書かれた書籍も、ほぼほぼなかったのですが、
そんななかで、当時バイブルのように読んでいたのが、今日ご紹介するテニスプレイヤーのノヴァク・ジョコビッチ氏が書いたこの本!でした。

もうグルテンフリーといえばこの人、ですよね。
(やっと本題にどりつきました…)

ジョコビッチの生まれ変わる食事


この本はちょうど私がグルテンフリーを始めた7年前に日本語に翻訳されているのですが、今読んでもグルテンフリーのこと以上に大切なことが書かれていて、この本を読むと、彼が目覚めている人だということがわかります。



そう!
そしてまさに今、明日からはじまる全豪オープンで、ワクチン接種をしていないジョコビッチ選手のビザをオーストラリアが無効にするしないで、ニュースで話題になっているのですね!(先のテルさんに、教えてもらいました。ニュースを全く見ていないので、知らなかったです。)



彼は、昨年の全米オープンの記者会見でジョコビッチはこう発言しているそうです。

「僕たちはみんな、どの大会も満員のファンで埋まってほしいと願っている。でもどうやらそれは不可能らしい。僕はそれを決める専門家ではないし、なぜ観客をスタンドいっぱいに入れられないのかとか、ワクチンによってこの状況が好転するのかといった疑問を議論する立場にもない。ただ、ワクチンに関しては常に、それぞれ自分が打ちたいかどうかという判断が重視されるべきだと考えている。そこだけは崩さないでほしい」

Number Webより

今回の結果や、今後の偏向ニュースの反応がどうあれ、個人の自由が脅かされる社会をおかしいと感じ、自分の感じていることをどんな相手にも圧力にも屈せずに、きちんと伝えるという姿勢を彼がみせたことは、本当に価値のあることで尊敬しかないです。

カッコイイ!!!

追記:YAHOOニュースでいい記事も見つけたので(笑)貼っておきまーす。


さらに追記:豪連邦裁判所が、ジョコビッチ側の異議申し立てを退け、国外退去となりました。まぁ、今の豪政府は、やっていることが北朝鮮レベルなので仕方がないかな。と思いました。が、
ネットニュースを見ていたら、多くのコメントが豪政府に対して、賞賛コメントで、ジョコビッチにはその国のルールを守るべきと、したり顔(←見えませんけどね)で書いています。辟易。
多くのアスリート、スポーツ選手が今回のワクチン接種で命を落としている事実には目を向けず、ワクチン接種を義務化するという人権侵害的な政府のルールをルールと呼ぶのか…?とか、さらにいえば、
プロアスリートでなくても、自分の身体に何を入れるのかを、きちんと自分の意思で決めるのがあたりまえで、そのあたりまえの自由を奪おうとしている今の世界のおかしさに気がついていない人がこんなにいる(というか、ほとんど)のか...。という衝撃。で、またニュースを閉じました。

でも、ジョコビッチは全然大丈夫です。



したり顔の皆様にも、幸あらんことを…(合掌)。がんばれー。



ということで(前置きが長すぎ)、
今日は「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の中から、私が選んだいくつかの文章を引用します。

もし何か感じられることがあった方はぜひ、グルテンフリーに関係なく、この本を読んでみられることをお勧めします。

実際ここで私がお話しする内容は厳密な意味で「食事」の話ではない。そんなことを言ったら、読者は私が食べろと言った物をそのまま食べるしかなくなってしまうではないか。まったく筋が通っていない。
ほとんどのダイエットプログラムでは、相手が7歳のテニス選手でも、35歳の二児の母親でも、50歳の副社長でも、同じ物を「食べなければならない」と指導する。バカげた話だ。
「…しなければならない」(Must)という言葉自体がおかしいのだ。あなたの肉体は私の肉体とはまったく違う代物だ指紋を見ればわかるだろう。一人ひとりが違い、同じ人は世界のどこにもいないのだ。つまり、あなたの肉体も全世界の他の人たちとまったく違う。だから、私にとって最高の食事を、あなたにとってもらいたいわけではない。ただあなたにとって最高の食事が何かを知るための術を伝えたいだけなのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜32p

無力感を受け入れること

私たちは戦争中※、怯えながら暮らしていた。だが、ずっと空爆下で生きている中で、私の内面、家族の内面、そして同胞の内面で確実に何かが変わった。
私たちはもう怖がることをやめた。あまりにも膨大な死と破壊を目の当たりにして、私たちはもう隠れて暮らすことをやめた。
本当に自分たちが無力だと実感したら、そこにある種の自由ができあがる。
これから起きることはどのみち起きてしまうのだから、それを別の何かとすり替えることはできないのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜51p
(※彼が11歳の頃、セルビアは76日間NATO軍の空爆を受けていた)

私の人生において一番価値があるのは間違いなく愛だ。いつも求めているものであり、決してあって当たり前だと思ってはならないもの。人生は、ほんの一瞬で反転してしまう。スターへの道のりがどれほど長く、遅い歩みでやっとたどり着けるものだとしても、失うのはほんの一瞬だ。

私たちの国には、こんな格言がある。
「どこも痛くないときは、小さな石を靴の中に入れて、歩きなさい」
なぜなら、こういうことをすれば他人の痛みに思いを致すことができるからだ。つまるところ、私たちはこの地球上に一人ぼっちになるために生まれたわけではない。私たちはお互いから学び、団結してこの星をより住みやすい場所にするために創られたのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜53p

….さらに悪いことに、最近の小麦およびその他の穀物は人体にさらにダメージを与えるような遺伝子組み換えが行なわれている。農業遺伝子工学を研究する科学者たちの研究によると、遺伝子組み換え小麦ー今日地球上で食されている小麦のほぼ100パーセントだーに含まれるグルテンは自然界に存在するものとは構造的に異なるという。
すでに話したとおり、もしあなたがオープンマインドでなければ、正しい方法は一つしかないと信じさせたい人たちに簡単に利用されてしまうだろう。つまり、私たちに少しでも多く穀粒を食べさせたい食品会社や製薬会社に騙されてしまう。
穀粒は生産費が安く、多くの場合、政府が助成金を出している。小麦は健康的な食品だと言い続けることは食品業界の利益にかなうのだ。だが、小麦が増えれば増えるほど病的肥満、糖尿病、心臓病などの健康問題が増えてくる。「健康的」な全粒穀物により、薬品の消費がさらに増える。こうして食品業者はさらに豊かになり、製薬会社も儲かる。そして私たちは病気がひどくなる。
私、そして空爆を受けていた同胞のセルビア人にとって本当の生命線だったパンが私たちの人生の質を下げているのだ。こんなに悲しい話はない。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜90p

「食物は情報だ」
この一文を覚えたら、あなたの食べ方は根本的に変わる。食物は体にどう機能するかを伝える情報なのだ。
…(中略)…
私はつねづね口に何を入れるのかは本題の半分でしかないと信じている。
残りの半分は、どのように食べ物が肉体とコミュニケーションをとっているか、そして体がどのように食べ物に対して反応するかなのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜115p

食事中には、テレビは観ない。Eメールも見ないし、ショートメッセージを送ることもないし、電話で話すこともなく、だれかと長々と話すこともない。そして噛むときには、フォークを目の前に置き、噛み砕くことに集中する。
そしてその間にも、消化の過程はすでに始まっている。唾液に含まれるエンザイムが食物と混ざり胃に到達する頃には「情報」として形をなしている。
これは、だれかに自宅までの道のりを説明するのと同じことだ。詳細を伝えれば伝えるほど、相手が目的地にたどり着くのが容易になり、時間も短縮できる。胃や次の段階におけるエネルギーレベルのことを考えると、自分の肉体には時間を無駄にしてほしくない。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜120p


知っいることと実践することは、まったく別のことだ。多くの人々は何を食べるべきか知っているが、まだ不健康な選択を続けている。
だからこそ食べ物を情報として捉えるのが重要なのだ。
まずは自間してみてほしい。
「何か不健康な物を口にしたとき、私はどんな気分になるのだろう?」
まだ口の中に砂糖・塩・脂身の味が残っているくらい直後の話ではなく、もう少し後の話だ。悪い物を食べれば肉体はそれを知ることになる。そして体は叫び声を上げてシグナルを送ってくるはずだ。
…(中略)…
もし今の外見または気分が嫌だと思っているなら、これもまた情報なのだ。体があなたに対して「変われ。さもなくばもっと深刻な問題が起きるぞ」と言っているのだ。

ここでもう一度自問してみてほしい。
体に良い物を食べるとき、どんな気分だろう?私の答えは単純明快だ。最高の気分になる。これが私の得た教訓であり、これを指標にすれば食べ物を選ぶのが簡単になる。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜130p


たとえばインターネットは私たちにあらゆる分野の「権威ある」情報を与えてくれるが、どうしてそれが本当に正確だと信用できるのか?
すべての「専門家」のアドバイスには背景があり、たとえ相手が本当にあなたを助けようとしているかに見えても、それが最終的には相手のためにもなる場合があることに気づくべきだ。
…(中略)…
あなた自身だけがあなたに関する最終的な権威なのだ。時には何か新しいことを試してみて、自問して自分自身の答えを見つけなければならないときがある。「これは私に有効なのか?」
この本当の意味がおわかりだろうか?。自らに対して客観的に分析しなければならないのだ。そこにはオープンマインドが必要となる。
それができる人は多くない、いやほとんどの人はやろうとすらしない。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜151p

もう一つ、私が全世界を回る中で見てきたものがある。社会最上層にいる人の一部は「負」をまき散らしているのだ。私の見るところ、製薬会社と食品会社は人々に恐怖を植え付けようとしている。彼らは人々に病気になってもらいたいのだ。どれほどのテレビ広告がファストフードと薬品に割かれていることか?。そしてこういう広告の根本にあるメッセージとは何か?「われわれの製品を使えば、気分をよくしてやる」。さらに根底を見ればどうか。「私たちが必要だと言っているものがまだまだあなたには足りないのだ、と恐れさせてやる」。完全な健康体の視聴者にさえも、「今のままでいるにはサプリメントが必要だ」と言い募るではないか。
私が信じる方程式はこうだ。良い食べ物、運動、心がオープンであること、前向きなエネルギー、そして偉大な結果だ。幸いにもここ数年、私はこの方程式の中で生きている。どう考えても、製薬会社・食品会社が勧める代用品よりこちらのほうがいい。
あなた自身に関する真実を受け入れること、変わっていくこと、分析することを恐れないでほしい。いろいろな自問を投げかけてみてほしい。客観的であろうとしてほしいが、懐疑的にはならないでほしい。そして前向きであってほしい。こういうエネルギーが体内を満たすと、文字どおり健康、体力が向上し、そして結果全体が良いものになるのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜155p

私たちの生活においてはストレスをもたらすためだけに形作られた、あまりにも多くのノイズが満ちている。
マインドフルネス(瞑想)とは、こういったノイズから一歩引いて、今ある自分を受け入れるための方法なのだ。
短時間でもいいから、もしこれを定期的に行なえばこの瞬間に留意することができて、最終的に無の境地に至れるので、自分自身について驚くほど学ぶことができる。私自身は、脳内でいったいどれほどネガティプなエネルギーが循環していたのかに気づくことになった。
…(中略)…
ひょっとしたら、「なんでこんな醜い考えばかり浮かんでくるんだ?見苦しい」などと思うかもしれない。だがそうではない。これは解放なのだ。こういう考えに固執するわけではない。放出して、流し出してしまうのだ。私はこの瞬間に留意したからこそ、こういうエネルギーが私の人生から多くを奪っていたことを知ることができたのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜158p


あなたが望みうる最高の自分になりたいと願うなら、私が勧めることはこれしかない。まずは、食べ物を変えることから始めてみてはどうだろう。

ジョコビッチの生まれ変わる食事 〜85p



本当に、食事を「変える」ことで人生変わります。

そしてそれは、何を食べるか、ではなく、
何を「食べないか」のような気もしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2/24追記
BBC独占インタビューの動画を見つけたので貼っておきます!
動画は必見です。

NOV (ワクチン接種を)選択する自由を理解しているし全面的に支持しています。摂取するかしないかを決める自由があると。

(中略)

私はワクチン接種に反対したことは一度もありません。世界全体でみんながこのウィルスを何とかしようと大きな努力をしていることを理解しています。このウィルスが早く終息することを願っています。
ワクチン接種はこれまでで最大規模の取り組みだと思います。おそらく地球上の半数の人が接種しています。そのことを私は全面的に尊重しています。ですが、私は自分の体内に何を入れるか選ぶ自由を常に具現し、支持してきました。私にとって何が正しくて何が間違っているのか理解するという原則は根本的なものです。
エリートのプロアスリートとして、サプリメントや食物、飲み水、スポーツドリンクなど体内に入れるものはすべて常に慎重に見直し、評価してきました。自分が得た多くの情報をもとに、今日までワクチンを打たないという決断をしてきました。

BBC 今日まで?(にっこり)

NOV はい。私は常にオープンな姿勢でいます。私たちは皆で新型ウィルスを収束させる最善の解決策を探しているところだからです。私たちが2年間も経験しているような状況に置かれたいと思う人などいません。(テニスという)非常にグローバルな競技に携わる私は毎週のように異なる場所でプレーします。ですので、自分の決断がもたらす結果は理解しています。

(中略)

NOV 現在はワクチン未接種だと移動できず、ほとんどの大会に参加できないことも理解しています。

BBC その犠牲を払うつもりだと?

NOV その代償を払う用意があります。

BBC ワクチン接種について非常に強い思いを持つことで、最終的に自分が史上最高のプレイヤーになるチャンスを手放す覚悟はありますか?

NOV ええ、あります。

(中略)

BBC なぜですか?ノヴァク、いったい何故?

NOV 自分の体について自分で決定するという原則は
どんなタイトルよりも何よりも大事だからです。
私はできるかぎり自分の体に合うことをしようとしているんです。 

BBCインタビュー動画より抜粋

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