『スタンディング・トール』 ザ・クルセイダーズ
「絶対保証する!良いから聴いてみな」と親戚の兄さんに渡されたアルバムのひとつにクルセイダーズがある。僕が高校生の頃、フュージョンが幅を効かせ始めた頃のことだ。その頃の僕は、ちょっとロックに冷め始めており、ウェザー・リポートやラリー・カールトンなどを聴いていた。技巧派というか、大人の音楽というか、ちょっと背伸びした音楽を聴いていた。ミュージシャンの演奏技術と超絶的なアンサンブルに興味がわき、フォークの弾き語りやロックの絶叫とは違った音楽を求めていた。
ジャコは歌うようにベース