境界知能であり、不登校でもある息子
息子は境界知能だ。
私の記事で1番読まれたものである。不登校の記事よりも、皆さんの中で気になるものなんだろうか?
境界知能で悩まれてる親は、やはり多いのだろうか。
確かに、私自身もそして息子もこの境界知能というのには、随分苦しめられている。
再度、境界知能とはどういうものか?を書こうと思う。
とにかく、見た目はふつうっぽい。周りからすると困り具合がわかりにくいのだ。
そのため、「やればできるんじゃないか?」と周りが期待してしまいやすいのだ。
周りからの期待に応えようと、子ども達は必死だ。そして、「なんでこんなに頑張っているのに僕はできないんだ…。」息子自身もそう思って3年間ひたすら頑張ってきたのかもしれない。
そして、頑張りすぎて…つぶれてしまったのかもしれない。
息子は確かに今は頑張れていない状態だ。
でもね…
人って、上手くいくことがわかっていたら、頑張れるもんなんですよ。
4年の春に突然厳しい担任になり、息子は頑張ることができなくなったと思われる。
それでも、初めの方はやっぱり友達に会いたくて、まだまだ頑張りたくてね。
通級も行けていたし、通常級だってたまに行けていた。放デイだって行けていたんだ。
でも、やっぱり僕には難しいって諦めてしまったのかな?
もう今は…外にすら出ることができないのだ。
思いっきりしんどい時なんだろうね。本人は今でもはっきりとは教えてくれないけど、勉強に対しての自信のなさは、かなり不登校の原因の気はする。
だから私も、勉強に関しては何も言わない。
よく不登校になってから、勉強の遅れを焦りませんか?と言われることがある。
私の答えとしては、これだ。
もちろん、気にはなる。けど、焦ることはない…かな?
別に勉強なんてどうでもいいや…と思って諦めているわけでもない。
私的にも、小学校の勉強の知識まではあった方がいいと思っている。
でも、それは息子が自信を失いまくっている今でなくてもよいのかな?と判断をしている。
今大事なことは、苦手意識が頂点に達している勉強ではないのだ。そんなことよりも、好きなことから自信をつけていくことの方が大事なのだ。
それは息子が見ているYou Tubeでもいいし、ゲームだっていい。息子の今やっている事に関して興味を示すことの方がいい。
とにかく、大事なことは自信回復だ。
とはいえ、勉強に本当に焦りはないのか?どう考えているのか?まぁ、そんな所を気にしている方もいるのかもしれない。そんな人がもしかしたらいるのかもしれないと思いながら、続きを書こうと思う。
長くなりそうなので、ここら辺で退散してもらってもいい笑
本当に気になる人だけに、続きを読んでもらいたい。
勉強にそんなに焦りがない理由は、息子が境界知能だからというのも関係している。
境界知能でわからないことがあると、私は宮口幸治さんの本をよく読んでいる。
宮口先生は、境界知能の人は、成人でおよそ中学3年生程度の知的能力と言っている。
息子は小学5年生だが、勉強を今するとしたら、恐らく2年生レベルの問題だと楽しく解ける感じだ。
そして、今やっている5年生レベルの勉強は、きっと息子が中学?もしかしたら、高校くらいになって、ようやく理解に落とし込めていける気がしている。
ある程度、年齢がきたら理解ができると思っているので、私自身焦ることがないのかもしれない。むしろ、今はわからなくても当然だと思っている。
ただし、何もしないよりかはした方がいいとは思っている。でも、不登校で引きこもりまでして苦しんでいる息子に、無理強いしてまでやらせるものではないと思っているだけだ。
とはいえ、いつか元気になったら勉強はぜひやってもらいたい!とも思っている。勉強の楽しさを思う存分味わってもらいたい!とは、しっかり思っている笑
その未来の為に、今無理に勉強をさせることを辞めているのだ。勉強を、トラウマになるくらい嫌いなものにさせたくないだけなのだ。
私は、決して息子のことを境界知能だから…
不登校だから…と言って未来を諦めている訳ではない。
息子にとって今大事にするべきことが、勉強ではないと思っているだけだ。
今すぐやっても難しい勉強を、無理やりどうにかしようと、今焦っていない。
ただそれだけなのだ。
そう思えるまでに、私自身もかなり勉強をしてきた。色々悩んでもきた。
バイトの子達を見ても思うけど、小学3年で手こずりまくってた勉強も、高校生では理解に落とし込めてたりするんだよね。
それなりに境界知能の子ども達を見ていると、今出来ていないからと言って、焦らなくても大丈夫なんだろうな~と思えるのだ。
境界知能を持つお母さんで、進路選びに悩まれている方の為に、ここからは書きますね。
境界知能を子どもに持つお母さんは、進路に悩まれることは多いかもしれませんね。
進路についてはそれなりに私自身が思うことを書いていました。こちらの記事もよく読まれているものです。
悩まれている方はやはりまだまだ多いのかな?と私自身は思っています。
息子は小学校は通常級でスタートしました。3年からは通級も利用していました。4年から不登校になりました。
もし、あの時の選択が支援級スタートだとしたら、不登校にはならなかったのかもしれません。
ただ、あの時の私も精一杯悩んで、覚悟を決めて選択してきました。
勉強が難しくなり、本人に困りごとがあれば、すぐに支援級に変えるつもりで通常級にもいれました。
でも、途中からの進路変更というのは、とても息子には難しかったようでした。
今進路にとても悩まれている方がもしかしたら、私のnoteを読んでくれてるのかもしれない。境界知能の息子の今の姿も、誰かの進路選びの役に立つのかもしれないかな?と思いながら、毎日書いています。
境界知能の息子のようなタイプの進路を決めるのはとても、しんどいんですよね。
でもどの選択で、後にどんな事が起ころうとも、その時、精一杯悩みきったのならそれでいいのではないでしょうか?
私自身はそう考えています。
どうか、ご自身を責めないで欲しいなと思うんですよね。それくらい境界知能の子どもの小学校の進路選択とは、難しいもんだと私は思っています。
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