見出し画像

ラジオ・フォルモサ②

テーマを持った記事としてはまとめづらいものの、ぜひおススメしたい曲たち。
こういった曲たちを、10曲くらいずつ、全3回でご紹介していこうというこのシリーズですが、仕事などでバタバタし、前回(第1回目)からだいぶ間が空いてしまいました。
決してご紹介したい熱が冷めていた訳ではありませんが(笑)、間が空いたことによって、改めて気力も充実したところで、さっそく続きをご紹介してきたいと思います!

サンバ・ソウル

前回最後にご紹介した曲(ボッサ)からの流れで、まずはブラジル音楽から!
1970年代、アメリカのソウル・ミュージックがブラジルでも人気となり、サンバとソウル・ミュージックがMixされた音楽、サンバ・ソウルが生まれます。
Trio Mocoto(トリオ・モコトー)は、ジョルジ・ベンのバックを務めていた3人組。ジョルジ・ベンのアクの強さが和らいだような(笑)、涼しげな雰囲気ですね~

同じくサンバ・ソウルのバンド、Copa 7(コパ・セッチ)はダンス会場の専属バンドでした。ベースが、シンプルながらもぐいぐいドライブしています!

レイ・バレット

今後は一気に場所が移って、ニューヨークのラテン・ミュージックへ!
前曲との共通点は、ドライブするカッコいいベースです!!

ファニア・オールスターズ

ここで少しクール・ダウンして、夏の終わりが似合う涼しげな曲を!
ニューヨーク・サルサを創ったといってもいい伝説のレーベル、ファニア(Fania)。このファニア・レーベルに所属する選りすぐりのメンバーからなるバンドが、ファニア・オールスターズです。
その時々によってファニア・オールスターズに参加しているメンバーは異なりますが、こちら「Salsalito」はフュージョン感が強めな曲となっています。
トランペットが奏でる、哀愁漂う、何と美しいメロディー!!

モンゴ・サンタマリア

大御所モンゴ・サンタマリアも、こんなフュージョン感が強めな曲を作っています。いつの時代でも、モンゴ・サンタマリアの音楽はキャッチーなホーン・セクションがキマっていますね!

ウィリー・コロン

キマっているニューヨーク・サルサといえば、やはりウィリー・コロン!
彼の作る音楽は、びっくりするくらいカッコいい曲ばかりです。
こちら「Chinacubana」は、タイトル通りの「China meets Cuba」な少し風変わりな曲。
しかし、そこはやはりウィリー・コロン!
びっくりするくらいカッコいいです!!

ドクター・ドラゴン

前曲に続いて、オリエンタルな雰囲気が漂うカッコいい曲を!
Dr. Dragon & The Oriental Expressによる、こちらの「Dr. Dragon's Theme」。
聴きなれないこのドクター・ドラゴンという人物、実は日本が誇る作曲家、筒美京平さんなんです!!
本場アメリカから輸入した、謎のオリエンタルなフィリー・ソウルとして、日本で売り込もうとしたのだとか(笑)。

MFSB

今度は、本場(笑)アメリカのフィラデルフィアへ移りたいと思います!
この街で生まれた数々の名曲を演奏したバンド「MFSB(Mother Father Sister Brother)」。
彼らは、多くの歌手のバックで演奏するとともに、自分たち名義でインスト曲もたくさん出しており、そんなインスト曲から少しマイナーではありますが、めっちゃカッコいいこちらの曲を!

ジュニア・ウォーカー

最後に、フィラデルフィアと同じく、ソウル・ミュージックの故郷であるデトロイトに移りましょう。
デトロイトといえば、モータウン!!
そんなモータウンから、サックス奏者のジュニア・ウォーカーが奏でる、夜が似合う激渋のナンバーです!

ラジオ・フォルモサ第2回は、ブラジル~サルサ~ソウル・ミュージックのおススメな曲をご紹介させていただきました!

ちなみに冒頭の写真は、初めてFaniaレーベルを知り、その魅力にハマるきっかけとなった思い出のCDです。
2006年頃にFaniaレーベルから出た、Faniaレーベルの色んなアーティストのアルバムを紹介しているサンプル盤で、10曲くらいずつ入っており、何と値段は1枚800円くらいとかなり安めでした。
そもそもサンプル盤なるもの売っているのを見たのも、これが最初で最後ですが、Faniaレーベルの素晴らしい企画で、まんまとその魅力にハマってしまいました(笑)。

現在ではもっと恐ろしいことに(笑)、FaniaレーベルのオフィシャルYou Tubeで、FaniaのレコードをプレイするDJの動画や音源自体がどんどん紹介されており、さらに魅力にハマっていかざるを得ません!

それでは、次回、第3回は今回ご紹介できていないジャマイカ音楽を中心にご紹介していきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?