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成果に必要なものは「努力」より「工夫」

人気ビジネス系メルマガ「ビジネスブックマラソン」を運営する土屋英司さんが「掘り出し物」と絶賛する「オペレーション科学」(中谷一郎著、柴田書店)を読みましたので、その読書メモを共有します。

◆何の本なの?
・「トリノ・ガーデン」(東京都港区南青山)の代表、中谷さんが書いた本。
・同社は、あらゆる業種のオペレーションを可視化、分析、改善することを生業としている。
・この本では、個人や組織で実施する作業や動作にあたる「オペレーション」を数値化し、個人にも応用できるよう初めて明文化した。

◆なぜ「オペレーション」が大事なの?
・「働き方改革」で平成時代までの「長時間頑張り」によるキャリア形成が通用しなくなったから。
・少子高齢化の進展で、限られた人的資源で多くのサービスを提供する必要が増しているから。
・「努力だけではどうにもならない」未来に対応するため、成果に繋げるための「工夫(卓越したオペレーション)」が必要だと考えるから。

◆どうすればいいの?
・オペレーションに影響している「重力」場を見つけ出す。
・組織のオペレーションの中に無数に存在する「パフォーマンス」を列挙し、カギとなる指標(KPI)を絞り込む。
・カギとなる指標を高めるための「要件」と「手段」を整理する。
・手段の再現性を高めるための訓練やフィードバックを社内で実行する。

中谷一郎「オペレーション科学」

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