島影真奈美|介護ライター

仙台市出身/ケアテック系スタートアップで広報やってます/株式会社aba広報&NPO法人…

島影真奈美|介護ライター

仙台市出身/ケアテック系スタートアップで広報やってます/株式会社aba広報&NPO法人タダカヨ理事/「働きながら介護する」を聞く書く話す/著書に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)/朝マックの誘惑に抗う日々/月1で赤坂でケアについて話すスナックのママやってるから来てね

マガジン

  • 対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteまとめ

    • 16本

    対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteで、メンバー同士で読んでもらいたいものはこのマガジンに入れていきます。ハッシュタグ #対コミ書くこと会 をつけて下さい

  • 引き継ぎノート部

    • 7本

    家族の「程よい距離」を探りつつ、将来の老いや介護について話し合い、備えるための知恵と工夫をシェアするマガジン

  • 別居嫁介護日誌

最近の記事

入籍の朝

2005年4月29日、入籍しました。親族向けの結婚披露宴は3月に終えていて、4月29日は、原宿のレストランテ・ベニーレベニーレ(現在は閉店)を貸し切っての結婚パーティ。 幹事をやってくれた友人たちと1年近く、毎週末のように集まって、企画会議という名の飲み会。楽しくて、バカバカしくて、ありがたくて、その最高すぎる時間の集大成が、この4月29日でした。 親族向けの結婚披露宴ではなく、この友人たちとのパーティの朝に婚姻届けを出しに行き、みんなに報告しよう。そんな話になったのは、

    • ライターになったきっかけ

      「ライターってどうやってなったんですか。最初のきっかけは?」 久しぶり聞かれて、あれこれしゃべって思い出したので、忘れないうちに書いておこうと思う。 ライターになったのは1998年12月。知り合いのライターさんから「インドに旅行する間、うちに来る?? 新聞止めるのとか面倒くさいから、留守番してくれるなら家賃払わなくていいよ」と声をかけてもらった。 当時、私は仙台の実家から大学院に通う博士課程の1年生だった。指導教授の先生から「英語を頑張れば、ロンドン大学に留学させてあげ

      • 仮想現実リハビリ実験に参加してきたよ

        「VRとロボットを使ったリハビリ支援システム実験」 に参加してきました。 テック界隈に造詣が深い、漫画家のうめ(小沢高広)さんから「専門から外れるかもだけど、ちょっと面白そうだったので!」と教えてもらったのはこんなメッセをいただいたのは、5月1日。 これはー! と思って翌5月2日の夕方15時の枠にエントリー。思い立ったが吉日! ってな具合で、東京大学に向かいました。目指すは、理1号館。 が、が、が、到着したけど、誰もいない。事務室に聞いてもわからない。事務スタッフの人に

        • タスク管理したいけど切り分けが苦手すぎると知った時にできること

          タスク管理について書かれた本を読むのは大好き。ブログも読むし、何なら有料noteも買っちゃう。 でも、その割にタスク管理はけっこう苦手。うすうす気づいてた。ビビッと来たハウツーを試しては続かずに終わってきた。アプリもいろいろ試してる。メジャーどころはひと通り触ってる。でも、気づけば使わなくなってる。 最近、試したのはこれ。 誰かに頼みたいこと、思いつかなかったこと。日々を豊かにするお手伝いをしてくれる、という。すごく楽しそう。オンボーディングの仕組みもよくできててワクワ

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        • 対話のコミュニティメンバーが"書いた"noteまとめ
          16本
        • 引き継ぎノート部
          7本
        • 別居嫁介護日誌
          68本

        記事

          真夜中に空っぽの冷蔵庫からオニオングラタンスープを作れる人になりたかった

          20代の頃、夢中になって読んだ一冊に『聡明な女は料理がうまい』(桐島洋子著・文春文庫)があった。 久しぶりに引っ張り出して読んでみたら、冒頭からまあまあ無茶苦茶だった。 バッサリ。桐島洋子の言いたい放題ぶりが好きだったことを思い出す。そう、本当に好き勝手なことを言っていて、必ずしも意見に賛成できるかどうかはさておき、その勢いが好きだった。 この本には、おいしそうな料理がたくさん登場する。中でもたまらなく憧れたのが、オニオングラタンスープ。 この「ボーイフレンド」って、

          真夜中に空っぽの冷蔵庫からオニオングラタンスープを作れる人になりたかった

          ベッド上の大切な人に駆け寄る前に知っておきたいこと

          そう知ったのは昨年5月。車椅子の友人と沖縄旅行に遊びに行くため、「起き上がり介助」と「車椅子の移乗」を習いに行ったときのことです。 教えてくれたのは訪問介護事業所リバーサイド・ヴィラの雨澤慎悟さん。以前、介護技術研修会を見学に行ったとき、雨澤さんに介助実演してもらったときの感動が忘れられず、どうしても短期間で介助を覚えたい事情を話し、相談したところ、特訓の指南役を快く引き受けてくれたのです。 特訓につぐ、特訓! その合間の休憩時間に「ちょと別のことをやってみましょうか」と

          ベッド上の大切な人に駆け寄る前に知っておきたいこと

          「50歳」を同級生たちと全力で祝ったら《やりたいこと》が口をついて出てきた話

          「やりたいこと」って結局のところ、何なんだろう。ここ数年、そんな風に思う機会がじんわり増えてきた。 年齢もあるのかもしれない。30歳になったときも、40歳になったときも、友人たちと「ヤバい、30歳(40歳)になっちゃった~~~!」話で盛り上がった。でも、50歳になると、さらに”残された時間”の話になる。 残り時間なんて誰にもわからないんだけど。でも、「もう若くはない」と自覚してる以上、残された時間を有効に使いたいよね、みたいな話にもなる。 そんな中、高校の同級生が企画し

          「50歳」を同級生たちと全力で祝ったら《やりたいこと》が口をついて出てきた話

          「パターン・ランゲージ」制作体験WSで見えてきた私的重要事項

          「夏のパターン・ランゲージ活用フェス:パターン・ランゲージ制作体験1日ワークショップ」(クリエイティブシフト主催)に参加してきました。 パターン・ランゲージは1970年代に建築家のクリストファー・アレグサンダーが提唱。建築分野で発展したのちに1990年代にソフトウェアの分野で展開。2000年代に入るとさらに、さまざまな分野で「暗黙知」や「価値観」を言語化・体系化して記述する手法として応用されるようになります。 今回のワークショップは「パターン・ランゲージのつくり方を1日で

          「パターン・ランゲージ」制作体験WSで見えてきた私的重要事項

          「別居嫁介護日誌」スタートから5年目のラジオ出演

          アナウンサーの鈴木純子さんからお声がけいただいて、「ハート・リング健康Radio~認知症と手をつなごう」(文化放送・日曜17:45~17:55)のラジオ収録に行ってきました。 8/6(日)、8/13(日)、8/20(日)の3週に渡って、義父母の遠距離<認知症>介護についてお話させていただきます。 純子さんと初めてお会いしたのは2011年5月。家事アドバイザーの矢野きくのさんが企画された「東日本大震災被災地支援アンテナショップツアー」でご一緒したのがきっかけでした。 当時

          「別居嫁介護日誌」スタートから5年目のラジオ出演

          でっかい金だらいならあります

          長年、置き場所に悩み続けてきた「金だらい」(デカい)が本日、旅立っていきました。行き先は東京・中野にある古民家コミュニティ「中野秘密基地」。DIYでコツコツ改装し、年齢、性別、身分、国籍などを超えてゆるくつながる居場所としてスタート。ユニークな取り組みをたくさん行ってる場所です。 じつはこの「中野秘密基地」、DIYの真っ最中だった2021年9月にお邪魔して壁を塗らせてもらってます。人生初の漆喰チャレンジ! 「遊びに行きますねー」と言ったまま、再訪の機会を逃してしまっていた

          でっかい金だらいならあります

          人生でいちばん「舌骨」のことを考えた日

          2023年7月、千葉県流山市で開催された「摂食・嚥下と褥瘡予防のポジショニング」研修会に参加してきました。 講師は理学療法士の小松洋介さん。「患者・利用者の立場に立てる医療・介護職を全国に増やすこと」を目指し、全国を飛び回ってる方です。小松さんの研修に参加するのは今回が2回目になります。 SNSで知り合った、訪問介護事業所リバーサイド・ヴィラ(社会福祉法人根木内福祉会)の管理者・雨澤慎吾さんのご縁で、前回は介護職向けの研修に記録のお手伝い係として参加。今回は「私も実技やり

          人生でいちばん「舌骨」のことを考えた日

          #小杉湯 「介護する人・される人の銭湯息つぎプロジェクト」はじまりました

          (追記) 銭湯息つぎプロジェクトの公式LINEもできました。 ▼公式LINE▼ https://lin.ee/RNSh1as 「おめでとうございます!」 「とっても楽しみにしてたプロジェクトです。キックオフに参加できてうれしいです」 グループトークがはじまり、参加者の方に「お話振ってもいいですか」「お声出せますか」と声をかけるや否や、次々にお祝いの言葉をいただいて、胸熱。「介護する人・される人の銭湯息つぎプロジェクト」(小杉湯)キックオフイベントでのことです。 今回の

          #小杉湯 「介護する人・される人の銭湯息つぎプロジェクト」はじまりました

          朝ごはん食べながらぼんやり参加した会でnoteを書くヒントをいっぱいもらった話

          日曜日の朝。ツイッターを開けたら、いちばん最初に目に入ったツイートは「対話のコミュニティ」に参加している人へのお知らせ。「このあと9時から、もくもく集まっていろいろ書く会をやります」と。 この春に始まった「対話のコミュニティ」。なんとなく日々の暮らしの中の優先順位が上がってる「対話」と「コミュニティ」が両方入っているのに惹かれて参加した(というか、このふたつを抜いたら「の」しか残らない)。 コミュニティが始まって、いちばん最初のオンラインイベントは参加できたけど、その後立

          朝ごはん食べながらぼんやり参加した会でnoteを書くヒントをいっぱいもらった話

          ざーっくり振り返ってみました2022

          2022年1月ヒートテック肌着を処分し、綿素材に切り替え むちゃぶりノートオンライン体験会 #かいスぺ 「夢詣2022」に絵師として参加 #老いラジ お坊さんと読んでみた読書ライブ『利他とは何か』 「今年の目標みんなで描こう会」に参加。2022年のMY漢字は「放」 「ちはやふる展」最終日に滑り込む 磯野真穂さん『#他者と生きる』刊行記念のサイン会&選書フェア デスクトップPCが原因不明の昇天 対話支援ファシリテーター・玄道優子さん(@yuko_g)のmiro講

          ざーっくり振り返ってみました2022

          【#老いラジ】“親を送る”ということ(ゲスト:フリーライター・永峰英太郎さん) *書き起こし版

          ▼このnoteはライブ配信「働くわたしたちと親の老い会議ラジオ」の書き起こしです。アーカイブ動画は↓こちら↓です https://youtu.be/VIzaKLK8YSI 島影真奈美(以下、まなみ):本日も「働く私たちと親の老い会議ラジオ」(#老いラジ)を始めたいと思います。よろしくお願いします。今日はゲストに永峰英太郎さんをお迎えしてます。 永峰さんは「成年後見制度」や「70歳を過ぎた親が元気なうちに知っておきたいこと」など、親の老いや介護に関する本をご自身の経験をも

          【#老いラジ】“親を送る”ということ(ゲスト:フリーライター・永峰英太郎さん) *書き起こし版

          1日1記事プロジェクト振り返り(2022年9月・2W)

          「1日1記事プロジェクト」(※)がスタートして2週目。 ※1日1記事をアップして、記事URLに #1日1記事P のハッシュタグをつけて報告する 今週はこんな記事をアップしました。 【よかったこと】「1日1記事アップ」のルールをなんとかクリア パッと思いついて書く、の瞬発力上がってきた感 1日1記事プロジェクトのキックオフMTGがあって楽しかった 【反省点&改善策】先週の振り返りで「試したい」といったこと、ひとつもやってない。あ、予約投稿だけは1回だけ…… 来

          1日1記事プロジェクト振り返り(2022年9月・2W)