ヴェルデ@歴史・美術ライター

歴史・美術ライター。 『Web版美術手帖』、『楽活』などのサイトに寄稿。 作品を見る楽…

ヴェルデ@歴史・美術ライター

歴史・美術ライター。 『Web版美術手帖』、『楽活』などのサイトに寄稿。 作品を見る楽しみだけではなく、作品や作者にこめられた物語を紐解き、「生きた物語」として蘇らせる記事をめざしています。 アート小説を書くのが夢。 ご連絡はazzuro0205@gmail.comまで

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

これまでの実績と、仕事依頼について

簡単なプロフィールと、実績、仕事依頼については以下の通りになります。 プロフィール 筆名;verde(ヴェルデ) 慶応義塾大学院文学研究科美学美術史学専攻 修士課程修了。 ヴェネツィア大学人文哲学部への留学経験(1年間)あり。 専攻は、イタリア美術。 修士論文のテーマは、カラヴァッジョ。 得意ジャンル;美術、歴史についてのコラム記事、展覧会レポート、書評など。 企画:ジャンルによりますが、こちらからの提案は可能です 報酬: 1記事8000円~(応相談)    

    • 朝から頭痛。 何となくダラダラ続いて、夕方にようやく収まった。その後は、スタバで原稿をニ本並行して執筆。 帰ったら帰ったで、また済ませたいことがあるので、もうひとふんばり。

      • 肖像画と女心~私の自慢(後編)③アニエス・ソレルの場合~乳房

        王たちの結婚は、政略結婚がほとんどで、しかもカトリックの教義では、離婚も側室を持つことも禁じられていた。 愛人たちは日陰の存在であることを強いられ、かりに子供ができても婚外子とされ、王位継承権は得られなかった。 しかし15世紀、フランス宮廷では、そんな愛人を、「王に仕える存在」として宮廷で認知し、王妃に継ぐ地位、そして王妃と同等かそれ以上の待遇を受けられる存在とする「公妾」制度が生まれる。 その公妾の第1号となったのが、アニエス・ソレルだった。 アニエスがフランス王シャルル

        • 「型」あってこその型破り マニエリスムは、ラファエロやミケランジェロによってルネサンス美術が「完成」されてしまった後、「模倣」だけに留まらないため、どうにか「型」を脱するための足掻きとも言えるだろうか?

        • 固定された記事

        これまでの実績と、仕事依頼について

        • 朝から頭痛。 何となくダラダラ続いて、夕方にようやく収まった。その後は、スタバで原稿をニ本並行して執筆。 帰ったら帰ったで、また済ませたいことがあるので、もうひとふんばり。

        • 肖像画と女心~私の自慢(後編)③アニエス・ソレルの場合~乳房

        • 「型」あってこその型破り マニエリスムは、ラファエロやミケランジェロによってルネサンス美術が「完成」されてしまった後、「模倣」だけに留まらないため、どうにか「型」を脱するための足掻きとも言えるだろうか?

        マガジン

        • アートな読み物
          初月無料 ¥100 / 月
        • 美術覚え書き
          188本
        • 読み返したいnote
          140本
        • アイディア覚え書き
          33本
        • 徒然日記
          325本
        • 新記事のお知らせ(2019年5月~)
          60本

        記事

          肖像画と女心~私の自慢(中編)②スペイン王妃マリア・ルイサの場合~「腕」

          ②スペイン王妃マリア・ルイサの場合 「最高の名君」の次は、「最悪の王妃」をご紹介しよう。 彼女の名はマリア・ルイサ・デ・パルマ(1751〜1819年)。 母に溺愛されて育ち、14歳で父方の従兄にあたるスペインの王太子カルロス(後のカルロス4世)と結婚。義父の死によって、王妃になったのは1788年、37歳になってからである。 気の強い彼女は、気が弱い夫カルロス4世を完全に尻に敷いており、宰相のマヌエル・ゴドイとは愛人関係にあると、まことしやかに囁かれていた。 また、息子であ

          肖像画と女心~私の自慢(中編)②スペイン王妃マリア・ルイサの場合~「腕」

          今日は、この人の周辺をひたすら追いかけた。 デューラーを庇護し、宮廷画家に任じたのは知っていたが、ウィーン少年合唱団の起源も、この人が作ったのに少しびっくり

          今日は、この人の周辺をひたすら追いかけた。 デューラーを庇護し、宮廷画家に任じたのは知っていたが、ウィーン少年合唱団の起源も、この人が作ったのに少しびっくり

          ハプスブルク家台頭や、ルターの宗教改革について、改めて見直している。 調べれば調べるほど、いかに自分が「知っているつもり」だったのか、思い知らされていく感じだ それでも、ちゃんとまとめたい

          ハプスブルク家台頭や、ルターの宗教改革について、改めて見直している。 調べれば調べるほど、いかに自分が「知っているつもり」だったのか、思い知らされていく感じだ それでも、ちゃんとまとめたい

          ミュシャの記事原稿、完成した~。 色々迷ったが、何とかうまく着地させられたと思う。 あとは画像とキャプションを入れて送るだけだ。

          ミュシャの記事原稿、完成した~。 色々迷ったが、何とかうまく着地させられたと思う。 あとは画像とキャプションを入れて送るだけだ。

          肖像画と女心~私の自慢(前編)①エリザベス1世の場合~「手」

          たとえ自分が死んだ後も、肖像画や写真は残り続ける。 だからこそ、肖像画を描かせる時、お気に入りの服を着たり、あるいはポーズを工夫したりして、とっておきの自分の姿を演出したい、というのは自然なことと言えよう。 そして、そこにどんなこだわりや工夫があるのかを分析することで、モデルがどんな人物だったのかを垣間見られるのは、肖像画の楽しみ方の一つでもある。 今回は三人の女性の肖像画を題材に、彼女たちの「こだわり」、特に自身の「チャームポイント」とそれを見せるための工夫ぶりを見てみよう

          肖像画と女心~私の自慢(前編)①エリザベス1世の場合~「手」

          明日は文学フリマか どうしよう...... いつかZINEを出したいことを考えたら、見に行くのも手か でも、お金が今月苦しいし...... 仕上げたい原稿もあるし うーん

          明日は文学フリマか どうしよう...... いつかZINEを出したいことを考えたら、見に行くのも手か でも、お金が今月苦しいし...... 仕上げたい原稿もあるし うーん

          やってみたいこと

          前からやってみたいと思っている記事シリーズがある。 タイトルは、「目利き列伝」。 一言で言うと、歴史上有名なパトロンやコレクターたち、その中でも作者との関係が面白い人、名作の誕生に関わっている人を取り上げたい。 例えば、メディチ家三代。 フィレンツェ・ルネサンスや、パトロン関係を語る上で彼らは外せまい。(イラストが似てないのは勘弁) 個性派教皇ユリウス2世。 シピオーネ・ボルゲーゼ。 他には、 ベラスケスを見出だしたフェリペ4世。 ポンパドゥール夫人。 印象派と関わ

          ミュシャやら、神聖ローマやら、ハプスブルクやら、と色々考えていたせいか、頭が痛い。今欲しいものを聞かれたら、お風呂と睡眠と答えるだろう

          ミュシャやら、神聖ローマやら、ハプスブルクやら、と色々考えていたせいか、頭が痛い。今欲しいものを聞かれたら、お風呂と睡眠と答えるだろう

          チャンスの女神は前髪しかない。 ミュシャの〈ジスモンダ〉のエピソードを紐解いていて、つくづくそんな言葉を思い出す

          チャンスの女神は前髪しかない。 ミュシャの〈ジスモンダ〉のエピソードを紐解いていて、つくづくそんな言葉を思い出す

          原田マハさんの『板上に咲く』を読了。 「日本の」「ゴッホ」を越え、「世界の」「ムナカタ」というより大きな存在に達した棟方。 最後にチヤ子が棟方を太陽、自分を太陽を見つめ続けるヒマワリにたとえていたのが印象的。 詳しくはまた後日。

          原田マハさんの『板上に咲く』を読了。 「日本の」「ゴッホ」を越え、「世界の」「ムナカタ」というより大きな存在に達した棟方。 最後にチヤ子が棟方を太陽、自分を太陽を見つめ続けるヒマワリにたとえていたのが印象的。 詳しくはまた後日。

          『ビジュアル版 一冊でつかむ西洋絵画』

          昨年、本文執筆を手掛けた『ビジュアル版 一冊でつかむ西洋絵画』に評価がついていたのでお知らせを。(★5つ!) 私は、本文のうちジョット~マネまでの作品解説の部分を手掛けてます。 上のページでも、ボッティチェリとフェルメールのページが見られます。(表示は小さいですが、よろしく)

          『ビジュアル版 一冊でつかむ西洋絵画』

          ロートレック展、楽しみ 記事にできるなら、したい https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/lautrec/

          ロートレック展、楽しみ 記事にできるなら、したい https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/lautrec/