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2024年6月中旬開講。より良いチームとは何かを考え実践する「共に学ぶ、チームマネジメント探求Lab」のメンバー募集!

noteを開いてくださってありがとうございます。合同会社&anteの原田・林です。この度、共に学ぶ、チームマネジメント探求Lab1期生を募集することになりました!

共に学ぶ、チームマネジメント探求Lab開講までの想いと、具体的な内容についてお話しさせていただければと思います。


ほろ苦いチーム経験


なぜ、私たちがこのような「チーム」についてあれこれ探求するLabを開催しようと思ったのかについてお話ししようと思います。

私(原田)自身、チームワークも、チームマネジメントも、チームビルディングの経験もあります。どちらかというと1人で目標達成するよりも、誰かと一緒に目標達成をすることのほうが好きなタイプでした。

当時、働いていた組織で、とあるチームのリーダーを任され、張り切ってメンバーと向き合ったことがありました。「よし、良いチームをつくるぞ!」と私はやる気満々。どんなチームにすれば良いかあれこれ考え、できる限りチームメンバーともこまめにコミュニケーションを取りました。

上手くいってるじゃん!と自分に自信満々で仕事をしていたある日、上司から「話したいことがある」と呼び出されます。

なんだろう、とドキドキしながらも個室に移動して言われた一言が、私は今でも忘れられません。

「チームメンバーから、原田さんは信用できないという声が上がっている」

この言葉を聞いた時は、こんなにチームのことを考えて行動しているのに、なんで?と衝撃を受けました。

めちゃくちゃ考えて動いているのに、なんで?なんで?なんで?
この時、とてもショックを受けました。

今振り返ると、「チームのために!」と思って動いていたことが、チームメンバーからするとただただ私がやりたいように動いているように見えたんですよね。そりゃ、「この人、私のこと何も見てくれていないな」と思うわけです。私のほろ苦いチーム経験の失敗例です。

そもそもチームとは?

そもそも「チーム」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

漫画のスラムダンク!日本のラグビー!仕事のプロジェクトメンバー!高校生の頃の文化祭実行委員!……などなど思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

思い浮かべてくださったチームはおおむね正解です。チームとは、目標を共有しつつ、相互作用しながら物事を達成する社会集団のことを言います。目標を共有している、ということが一つのポイントになります。

そもそも、チームという名前から、チームワーク、チームマネジメント、チームビルディングなど、色々な言葉が想像できます。

チームワークについては、「チーム全体の目標達成に必要な協働作業を支え、促進するためにメンバー間で交わされる対人相互作用であり、その行動の基盤となる心理的変数も含む概念である。」と定義しています。(『チーム・ダイナミックスの行動科学』)

チームマネジメントについては、「チームワークの醸成のことであり、 リーダ ーシップによってチームワークを育成するアプローチのことである 」と定義しています。チームマネジメントには、リーダーシップとチームワークの概念が含まれる(古川 2004、山口2008)といわれています。

チームビルディングについては、個人とチームの能力やスキルを最大限発揮することに重点を置き、チーム作りを行う方法のことをいいます。

こうやって様々な定義をみてみると、「チーム」という言葉自体が奥深く、言葉の意味を理解すればするほど、自分が今いる「チーム」はこの定義のように、動いているだろうかと問われる気がします。

Labで学べること、得られること

どうすればチームメンバーがモチベーションを保ちながら活き活きと動くことができるのか、チームメンバーとのコミュニケーションの頻度はどれくらいが良いのか、信頼関係をどう築いていくのか。当時、失敗は確かにしましたが、学べることがたくさんありました。

そして、自分の失敗から、チームについてたくさんのことを学び、トライアンドエラーを繰り返しながら、実践を積み上げてきました。

今回のLabでは、そもそもチームとは何かという概念から、チームワークやチームマネジメント、フィードバックなどチーム間のコミュニケーションにまつわる知識のインプットをしっかりと取り入れていきます。

なぜ知識のインプットを大事にしているかというと、まずは自分のチームで何が起きているか、ということを正確に把握し、理解するためには、事象を自分で説明できる言葉と知識が重要になってくるからです。

「どうすれば良いか」というHOWだけではなく、「そもそも何が起きているか」というWHATの部分を丁寧に言語化していきます。

ただ、事象を正確に理解できても、そのためにどう解決していくのか、というアクションも考えていくことも重要です。

このLabでは、ご自身のチームを起点に探求しながら、「どんなチームマネジメントを実現したいのか?」という自分だけのチームマネジメントMAPを作成します。

原田のチームマネジメントMAPです。

「チーム」という大枠をしっかりと理解し、自分が今置かれている状況を概念や理論で言語化しつつ、解決するための有効なアクションを考え、実践する。そして、振り返る。

ここまでをこのLabでは、やっていきます。

チームを率いる全ての方々と一緒に、学び、深めて、より良くするためのアクションをおこしていきたいと思っています。

大切にしたいこと

このでは以下のことを大切にしたいと思っています。
・探求と実践の行き来
・実践者からチームワークやチームマネジメントの実践知を学ぶこと
・参加者同士の横の繋がり、交流
・「わからない」ことを大切にすること
・失敗こそが学びの倉庫!

こんな人におすすめです

・チーム内のコミュニケーションの向上に興味がある人
・チームメンバーとの信頼関係を深めていきたい人
・各チームメンバーの役割と貢献を明確にしていきたい人
・チーム、について考えて実践したい人
・チームワーク、チームマネジメントの技法の習得を磨いていきたい人
・チームメンバーとのコミュニケーションに課題を感じている人

プログラム日程


全7回・毎週の定例ゼミ形式(全回オンライン、Zoom)
6月17日からスタート、毎週月曜日20:00-22:00で実施します。
これまでの学びをじっくり深めてアウトプットすることを考え、最終回は2週間の間隔を空けています。

第1回:初回顔合わせ 2024年6月17日(月)20:00-22:00
・お互いの自己紹介
・なぜここへ?
・私はどんなことを解決したいか?
・これまでのチームマネジメントを振り返る&終了後の目標を立てる目標

第2回:チームについて理解する「なぜ今、チームを学ぶのか?」2024年6月24日(月)20:00-22:00
・チームワーク、チームマネジメントの概念について
・チームワーク、チームマネジメントの定義
・チームについて学ぶ意義

第3回:チームとコミュニケーション2024年7月1日(月)20:00-22:00
・チームとコミュニケーション
・チームとフィードバック・コミュニケーション、フィードバックの基礎理論とその重要性
・効果的なコミュニケーションとフィードバックとは?

第4回:チームマネジメントの極意を実践者から学ぶ① 2024年7月8日(月)20:00-22:00
ゲスト:岡本拓也さん
「波瀾万丈なチーム経験から学んだこと」
・チームの成功経験と失敗経験
・チームマネジメントの実践ポイント
・チームマネジメントに必要なマインドセット

第5回:自分のチームマネジメントの在り方を考える 2024年7月15日(月)20:00-22:00
・これまで学んだことを言語化してみる
・自分の理想のチームマネジメントの在り方、目指していく方向性を考える
・そのためのアクションプランを考える

第6回:チームマネジメントの極意を実践者から学ぶ② 2024年7月22日(月)20:00-22:00
ゲスト:羽山暁子さん
「チームの壁を乗り越えるために必要なこと」
・チームの混乱期を経験してわかったこと
・チームで起きる葛藤との向き合い方
・チームメンバーのWiLLがなぜ重要か

第7回:振り返り、対話の深化、継続的な学びの発表会 2024年8月5日(月)20:00-22:00
・このを通じての学び・気づきの共有
・各自の目標達成と共有(初回の達成度合いを元に振り返り)
・プレゼン発表「自分のチームに対して、今回学んだことをどう活かすか」

※各回の進行内容はより良い場をつくるために改定する場合があります。

ゲストプロフィール


岡本拓也さん
株式会社LivEQuality大家さん代表取締役社長
認定NPO法人LivEQuality HUB代表理事
千年建設株式会社 代表取締役社長
公認会計士としてPwCにて、企業再生アドバイザリー業務に従事後、NPO法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京の代表理事、認定NPO法人カタリバの常務理事兼事務局長を歴任。2018年に父の急逝を機に千年建設株式会社の代表取締役社長に就任。公益財団法人PwC財団など複数団体の社外役員や、グロービス経営大学院の教員も務める。


羽山暁子さん
株式会社Pallet代表取締役社長
株式会社AOD 取締役 CCO(Chief Communication Officer)
一般社団法人グラミン日本 仙台支部 支部長
国際基督教大学(ICU)卒。新卒でインテリジェンス(現パーソルキャリア)入社。法人営業、人事を経て、データサイエンスカンパニー、ブレインパッドに入社。マザーズ上場、東証一部上場を人事マネージャーとして経験。
新卒・中途採用、社内文化醸成、社内研修、労務、メンタルヘルス等幅広い人事経験を持つ。2015年 東京から仙台にIターン。3年間のフリーランスの後、株式会社Pallet設立。アドラー心理学に基づくコーチングを基に、ビジネスコーチ、研修講師、組織コンサルタントとしてローカルの中小企業から、グローバル企業まで組織開発に関わる。「人づくり、組織づくり、街づくり」「はたらくことがあたり前に幸せな社会を共に創る」をテーマに活動。


お申し込み


【価格】
全参加:¥40,000-(税抜)¥44,000-(税込)
・参加者限定の探求グループへご招待いたします。
・全7回の録画アーカイブが共有されます。
・分割払いも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

【定員】
15名  (先着順)
・共に探求・実践に繋げていくために全回参加を推奨していますが、お仕事や学業の都合で出られない回がある場合は事前にご連絡ください。

▼お申し込みフォーム
※締め切り:2024年6月10日(月)23:59

主催者紹介


原田優香
1994年5月生まれ。京都府宇治市出身。
社会福祉士(第208770号)
精神保健福祉士(第76385号)
産業カウンセラー
その人の力ではどうにもならない「生きづらさ」をどう社会全体で「生きやすさ」に変えていくのかを学ぶ為に福祉について専門的に学び、国家資格を取得。これからの社会を生き抜く為には自分のことを適切に理解して言語化していく対話力が必要だと思い、3人1組になって自分を探求していくジブン研究という対話型プログラムを2018年に立ち上げる。イベント企画運営、場づくり、コミュニティづくり、プロジェクトマネジメント等複数の会社と契約しながら、「人にとってのより良く生きる為の場の在り方とは何か」「より良い組織づくりとは何か」を探求中。2023年4月より立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通学しながら、人材開発・組織開発について勉強中。


林将寛
米国NLP協会®認定NLPコーチZENTech社
心理的安全性認定マネジメント講座修了
山梨学院大学非常勤講師
幼少から大人に成長していく過程での生きづらさと、自分の想いのままに人生を選択していく困難さを自他ともに目の当たりにし、「人に寄り添い、居場所をつくる」ことを志す。普段は子どもや若者向けに探究やウェルビーイング学習の場づくりをしたり、人材育成・組織開発の伴走をしたりする傍ら、上智大学院の教育学専攻にてデューイの経験思想や協同学習について研究中。推しは霜降り明星とアイナ・ジ・エンド。マイブームはカレーライス巡り。


大滝文一(Bunichi Otaki)
認定キャリアコンサルタント・コーチ
1992年生まれ。学びの研究者。University of Gothenburg 修士課程修了(教育科学)。北海道旭川市出身。早稲田大学在学時、自分との対話を通して気づきを生み出し課題解決に繋げるコーチングに出逢い、対話的な学びを深める。大学卒業後、米国発の世界的な表現教育を手がけるNPOで5年間プログラムの企画運営を行い、全国20都府県で述べ5万人以上と場作りをする。旭川にUターン後、世代を超えて学ぶアフタースクールを立ち上げ。また、教育大生と共に哲学対話会を地域で実施。様々な機会を通して「世界に対話が足りていない」ことを実感し、2021年に本企画の前身である「対話・実践ラボ」の共同立ち上げに至る。2023年秋より日本の博士課程に所属しながら、豊かな学びを実践的にどう創っていくか、研究との橋渡しを試行錯誤しながら場づくりを続ける。

主催:合同会社&ante

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