短歌十首⑧

・ヨギボーに座った時に体重が吸われる感覚なんか怖いな
・耳かきを燃やすと線香花火みたいになるんじゃ(短歌博士bot)
・おばあちゃんの家の匂いの恋人が貸してくれない岩波文庫
・たのしいね くらくなったね さようなら  とおくのくにでひとが死んだね
・遠くまで水が届くように潰したホースの形は無限
・ガスバーナーの火を青くして考える理科室の骸骨の性別
・僕が王になった日の夜、寝室に来る女の子の足が白いね
・世界史の教科書の青ってなんとなく海を感じませんか、マゼラン
・三位一体の説明を聞いているみんなの頭上に浮かぶ三角
・猫を見て描いた虎だよ 神を見て作った人間が描いた虎だよ

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