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誰かの「めんどうくさい」が仕事になる

2024年8月5日(月) 晴れ

「誰かの『めんどうくさい』を仕事にして、金にして、飯食ってるんだよ。要はね」

飲み会で一緒になった男性がそう言った。社外かつ目上の人だ。とある会社のビジネスモデルがおもしろく、すばらしいという話をした。ほかの人たちが敬遠してしまうような工程を一手に担う。それが利益になるという具合で、「見事としか言いようがない」と唸っていた。自分も興味深く聞かせてもらう。そのあとの言葉だった。

たとえばライターも、誰かの「文章にするのめんどうくさい」「書くの、めんどうくさい」が仕事になっていると言えるのではないだろうか。

効率化だとか、タイパだとか、そういうことに価値を置く人もいる。それって要は、「めんどうくさい」をいかに排除できるか、ということなんだろう。けど、結局その効率化やタイパのために、見えないところで誰かがその「めんどうくさい」を引き受けている。仕事にしている。明け透けに言えば、金にしている。

ふっと、某コーヒーブランドのCMでのキャッチフレーズを思い出す。「世界は誰かの仕事でできている」。通ずるものがあると思った。いや、ほぼイコールじゃないだろうか。

今日のヘッダー。スカイツリーを見上げたら「金メダル おめでとう!」の文字
が!

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