🍎Life🍎　受け取ることについて

こんにちは。

今日は、「愛を受け取ること」について書いていこうと思います。

愛、とは何か、と書き出すと、途端に胡散臭くなってしまうのでやめますが、愛に限らず、「受け取ること」が軽視されている気がするので、それについて書いていこうと思います。

愛は、善意と言い換えてもいいかもしれません。

聖書では、「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」と書かれています。

ここでは、

「自分」が「自分」を愛すること
「自分」が「あなたの隣人（他者）」を愛すること

が書かれています。

これができた後、一番難しいですが、無いと成立しないのが、

「あなたの隣人（他者）」が「自分」を愛することを受容すること

だと思います。

愛する、という行為は、愛を受け取る人がいないと成立しません。
なので、愛した分だけ、愛情を受け取らないと、愛情の無駄遣いが起きてしまいます。

受け取られなかった愛情は、もしかしたら、悲しみや憎しみといった、良く無い感情に変わってしまうかもしれません。

愛情が、うまく受け取れなかった例をあげます。

Aさんが、Bさんの家でご飯をご馳走になりました。
Aさんは、ご飯のお礼に、洗い物をしようと、流し台のスポンジで全てのお皿を洗いました。
Aさんが使ったスポンジは、Bさんが普段シンクの掃除をするために使っていたものでした。
本当はもう一つのスポンジを使って欲しかったのですが、Aさんが帰った後にもう一度洗い直しました。

Aさんも、Bさんも、特に悪いことはしていないのですが、伝達ミスで愛情の無駄遣いが起きています。

こういうことがたくさん起きていると思うのです。
こういうことが減れば、もっとうまく愛情の循環が起きると思います。

受け取ることが軽視されがちなのは、貨幣経済で、「サービスを受ける側」が「対価」を支払っているので、受け取る人が存在していないように見えるからだと思います。

サービスに対価を払うと、「サービスを提供した側」、「対価を払った側」という立ち位置になり、「受け取った側」が存在しないように見えます。

ですが、「サービスを提供した側」は「対価」を受け取っており、「対価を払った側」は「サービス」を受け取っているのです。

受け取る人がいないと「愛する」という行為は成立しません。

最近は、ジェンダーフリーの潮流ができていますが、今はまだ女の人が受け取る側であることが多いと思います。

受け取るということに、罪悪感を持たないで欲しいのです。
受け取ることと、消費することは違います。

愛するという行為は、愛される人がいないと存在できません。
ジェンダーフリーは、全員が男の人のようになるということではなく、性規範よりも個人が優先されてもいいのではないか、という考えだと思います。

そして、愛情の無駄遣いをあまり起こさないようにちゃんと伝えられるようになってください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回の投稿は4月13日を予定しています。