最初で最後の初恋
ある日、私の目の前に現れた運命の人
その日は、高校時代からずっと仲良くしてる友人と遊ぶ約束をしていた。その友人は、某少年団の最強マンネ様と、その弟分であるTOMORROW X TOGETHERのウプズのオタクをしていたのである。以前からインスタグラムのストーリーなどでこの子たちのことを見かけてはいたものの、その時の私はこれっぽっちも興味が湧かず、｢へ〜韓国アイドルすげ〜｣くらいにしか思っていなかった。
元々私は、某J事務所の薔薇の似合う当時平均年齢最年少でデビューしたアイドルをデビュー前から好きで、小学生の時から推していたのだが、いろんな事情があり好きの気持ちが減っていってしまい、他界隈に重きを置くと同時に気持ちが薄れて降りたのだ。だが、色んな界隈で推しができるものの、そのJアイドルのオタク時代に推していたある男の子を超える存在には出会えずにいた。
話は戻るが、友人(この先ではAちゃんとする)には、｢一緒に韓国アイドルのオタクをしよう！｣と常々誘われており、某少年団のMVや曲をめちゃくちゃ勧められていたが、何故かハマれなかった。Aちゃんは私がずっとJのオタクをしていたことも、他界隈にいたことも全部知ってる最高チングなのである。だから私の好きになるタイプなんぞは全て把握済みだった。
目的地に向かう道中、ふとAちゃんのスマホに目をやると、とても可愛らしい男の子の自撮りが印刷されたカードが挟まれていた。可愛い男の子に目がない私は、｢この子誰？めちゃくちゃ可愛いね？｣とすかさず聞いた。すると、待ってましたと言わんばかりの表情で｢これはね〜BTSの後輩グループにいるメンバーのボムギュって子だよ！｣と教えてくれた。すごく可愛かった。そこで少し｢韓国アイドル｣に興味が湧いた瞬間だった。
ﾌﾞﾙｱﾜのRver.のボムギュだった。
私はここで｢TOMORROW X TOGETHER｣というアイドルがいるということを知った。
目的を果たし、やることがなくなってしまった私とAちゃんはカラオケに行った。Aちゃんは私に某少年団のプレゼンをする気満々で、色んな曲の本人映像を見せてくれたが、かっこいいとは思うものの何故かハマりそうになかった。そんな私を見兼ねたAちゃんが、｢ねぇじゃあこっちの子たちは？｣と、あるMVをカラオケにいるにもかかわらずスマホで流し始めたのだ。
その動画が私の運命を変えた動画だった。それがこの動画だ。
可愛らしいメロディーライン、可愛い衣装、タイプの違う高身長イケメン5人、完璧に揃えられたダンス…元々アイドルのオタクをしていた私からしたらこんな素敵な動画、見惚れる以外の選択肢は無く、凝視していた。
何度も言うが、Aちゃんは私の好きなタイプは把握済みの最高チングなのである。
そして私は、その動画で一際輝くピンク色の髪の毛をした、一重でキリッとした綺麗なお顔の男の子に心を奪われた。
君という魔法にかかった瞬間
MVを見せられ、あまりの衝撃で｢誰なのこの子たち！かっこいい！｣しか言えなくなってしまった語彙力皆無おばさんだったが、正気を取り戻し、まず顔と名前を一致させようと、自分のスマホで公式HPのプロフィール欄を開きながらMVを見ることにした。
1番気になったピンクの髪の毛のかっこいい男の子の名前は｢ヨンジュン｣だった。
歳は私のひとつ上で、身長は180cm越えのスタイルお化けのイケメンだった。
あんなに韓国アイドルにハマらなかったのが嘘だったかのようにハマってしまったのだ。このイケメンの手によって。
次に見せられた｢cat & dog｣という動画では、髪色が違かったため、初見だと見失ってしまい、Aちゃんにヨンジュンさんが映る度に｢この人！これだよ！｣と教えられながら見たのだ。
この動画…いやいや…可愛すぎる…何だこの赤ちゃんたちは…とこの動画を見ながら頭を抱えて昇天してしまった。🤦🏻♀️
見分けもつかないド素人だったのだが、この猫耳をつけたヨンジュンを見て｢うわこの人好きかも｣と、心の中でストンとなにかに落ちてしまった。
これが私のこれからの世界を輝かせてくれる運命の人、ヨンジュンさんとの出会いだったのである。
君だけ
そこからというもの、あれよあれよと沼落ちし、Aちゃんと別れ、自宅に帰ってきたその日にはTXT専用のTwitterアカウントを作り、ヨンジュンさんのセルカをひたすら保存し、おすすめされた日本語字幕に面白く編集されてるTODOの切り抜き動画を見た。気づいたら見てた。私の性格上、ハマったら永遠にそれだけしか見えなくなる人間だったので、ハマってからは話が早かった。翌々日くらいには彼らのデビューアルバムを購入し、全く分からない韓国語を眺め、毎日朝から夜まで関連動画や曲を聴く日々が続いたのだ。すごく幸せだった。
この時の私は社会人１年目となり、毎日慣れない業務に必死についていくのに精一杯で、平凡に仕事しながら生きていたのだ。だから本当に運命的な出会いだった。あの時、諦めずにMVを見せ続けてくれたAちゃんには感謝してもしきれない。
(このビジュアルがせかいでいちばんすき)
最後に
ヨンジュンさんに出会ってその後のお話はまた別の機会にするとして、こんなにも誰かを好きになることが久しぶりだったのもあり、本当に毎日が幸せになった。どんなに仕事が辛くても、メンタルが沈んでいても、彼を見るだけで途端にメキメキと元気が戻ってくるのだ。もう私の人生において切っても切れない存在にまでなってしまったのである。
私の ｢MOA｣人生は始まったばかり、直接会えるその日を毎日夢見て、今日も韓国の方向に向かってヨンジュンさんに愛を叫ぼうと思う。
まさかの大好きな黒髪(ずっと前から好きなひとのタイプは黒髪人間)になって戻ってきて一旦死んだ
ここまでお付き合いくださった方、本当にありがとうございます（ ; ; ）
文章能力皆無のくせに、長々と語ってしまい大変見ずらいnoteで申し訳ございません…私にとって運命の出会いをした日を忘れたくないのでここに記録として載せさせていただきます😌
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