S.A.T.S/Shout at devils 制作秘話 マスタリング編

レコーディングは昨年末に終え、有り難いことに
中村さんから正式にNARROW GAUGE RECORDSからのリリースとして、お話しを頂き、最終ミックス版の音源のマスタリングを上尾のスタジオSOUND CREWで行うと言う事だったのですが、Tableも我々も自主企画を演ったりと結構週末埋っており、2月から予定調整を始めたのですが、SOUND CREWのエンジニア清野さんの都合も合わせ、3月13日に行いました。
実はずっとハードコアパンクだったからかも知れませんが、マスタリングの作業立会いって人生2回目。
前のバンドが活発に活動してた頃は2000年前後で、
丁度、音源はCDRで誰にでも焼けて、安価に音源を出せるフォーマットとして急速に普及しだした頃で、レコーディングしたらさっさとCDRで出しちゃうのが主流だったからかも知れません。
(チャーボーはそんなことねーよーと言ってましたが)
製品版としての音圧をかけるって事で、イメージについてはバンドの音マスター澁にお願いし、3人で上尾に向かいました。

studio sound crew前


上尾駅から閑静な住宅街を歩く事15分位かな?流石埼玉、チャーボーが一番乗りで、澁と自分が時間通り位に到着、暫くしてTableのお二方も到着し、清野さんにご挨拶し、マスタリング開始。まずは最終音源を確認しながら、曲間詰めながらイメージを確認して行く作業。
もう様々なPUNKやROCKの名盤に携わっている方なので、40分位でおおよその方向性が決まり、暫し別室で清野さんの作業が終わるのを待ちます。

真剣に聴いております💦

これがスタジオの隣りにアパートの1室が有って、そこが宿泊施設兼、待機場所になっていて、作業が終わると内線電話で呼ばれる仕組。普通に茶の間が有って、丁度ホワイトデーだったので、アスカさんに義理チョコ貰ったお返しにと、メンバー1人ずつ茶菓子を携えてきておりました。それ食べながら井戸端会議するのにピッタリの空間で、(笑)

家じゃありませんよ💦


大体1時間おき位で、内線電話が鳴り、スタジオに入って全員で確認作業。Tableのお二人も真剣に確認頂き、それを見ていてこうやって過去の作品も携わってきた事を思ってみると、ホント偉業だと思いましたね~。最終マスタリング音源は時間通りに完成し、CDRに焼いて貰って終了しました。澁の意向で
最終ミックス版よりもかなり曲間を詰めた所も有ります。やっぱり全然違いますね!音のレンジが広がって粒が揃ったと言うか、ちょっと用語が疎いので表現出来ませんが、音源製品としてリリースするにおいて、改めてマスタリングは重要ですね。

清野さん、NARROW GAUGE RECORDS、
本当に有難う御座いました!


次は、制作秘話シリーズ最後として、「Shout at the devils 」に収録した5曲について解説して終わりにしたいと思います。