S.A.T.S/Shout at the devils 制作秘話 レコーディング編

ライブ活動前に作ったデモCD
"STOMPIN' AT THE SAVOY"は2019年、当初4人の頃、五反田ペンタで自分等でセルフレコーディングで各パートバラバラに録り、随分時間がかかったのですが、既に2年経ってメンバーも3人になり、
曲も増えたしレコーディングするか!と言うことで
スケジュール調整し始めました。
ちょうど11月にライブが空いたので、そこで組もうかとしてたんですが、スタジオライフのエンジニア
阿部さんの予定と合わず、結果12月5日に録る事となりました。チャーボーが過去別のバンドで阿部さんに録って貰った事も有り、ライフで録る事となりました。10時間パック5曲録りに臨みました。
AM10時、中野スタジオライフ集合。
阿部さんは物腰の柔らかに沢山質問をしてきて、
その回答で、レコーディングの流れのイメージを高速に固めてるようでした。自分自身はベースでのレコーディングをプロに録って貰う事は20年ぶりで、
エフェクターもいつものライブ時通り持っていったのですが、阿部さん曰く、エフェクトは全て卓側で
行うとの事だったので、生音録りとなりました。

まず3人で録り

まずは3人で一発録り。自分はライブとは違うベースラインを直前で入れたので、少々難航しながらも、
13時過ぎにバック録り終了。シブはラーメンでも食うか!とか言ってたけど、今回一番仕事量が多い彼にそんな時間は無く、みんなでコンビニ飯もそこそこに、シブのもう一本のギター録り開始。16時前位に終了し、次は歌入れ。全ての録音が終わったのが
18時位。そこからmix。音作りに関してはメインになるシブにイメージをお願いしていたが、シブが阿部さんに身振り手振りと擬音で説明(笑)そんなんで良く伝わるよなぁ…と思ったけど阿部さんは的確に調整してくれましたね。

シブのギター録りを見守り中

ラフmixが終わったのが21時位。もう、ヘトヘトでしたね~。で、その日はラフmix盤を貰って終了。
その後、ラフmixからどうするって意見を1週間位で
3人で纏め、その意見を阿部さんにメールし、最終音源を貰ったのは丁度クリスマス位でした。完全にラフmixとは違う感じで、流石プロですよね!

阿部さんとうちら

その時はnarrow gauge recordsからリリースの話もまだ全然決まっては無かったのですが、Table中村さんにはまず年内に聴いてもらいますよ~とかライブの時に話してたので、慌てて簡易ジャケを作りなんとか年内に渡せました。年末年始と3本ライブが有ったのと、このレコーディングと日々の仕事も年末と言う事で12月はかなりバタバタしてましたね(汗)
と言う訳で、レコーディングの録りの部分は1日で
終わらせた音源なんですねぇ。
まぁ3人共、あんまりハマったりするタイプで無いから良かったです。過去のバンドで1人位いつも出来てる事が出来なくなって、時間を費やす様な事も多々あったので。自分的には最近の3人でのライブを切り取った様な音源になったので、良かったと思ってます。あんまり作り込み過ぎてもなぁ…
重ねたり、切り取ったりと昔のオーブンリールで録ってた頃からするとかなり何でも出来ちゃう訳で…
サブスクとか先にネット上で音源が聴けて、
「おっ!カッコ良いじゃん!」て思って、
その後ライブを観て、「えっ!?(汗)」ってなった事、実は結構有る…まぁ音源とライブは別物としてるバンドもいると思うから、考え方の差なんでしょうけどね。
次はSOUNDCREWでのマスタリング編ですかねー。