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はじめての4DX

 ちゃんでらです。東京ではコロナウィルスの感染者が増大してきましたね。2度目の緊急事態宣言もありうるような状況で、戦々恐々としています。予防のための活動に努めていきたいですね。
 話は変わりますが、皆さんには幼少期の映画の思い出はありますか?僕はドラえもんの映画で大泣きしたり(ふしぎ風使い、エンディングのまた会える日まで)、仮面ライダーの映画を見に行ったらその前の戦隊パートで力尽きて寝て記憶が無かったりと、様々な思い出があります。そんな中で印象深かったのは「3D」の映画ですね。黎明期の、今から見るとチープなタイプ(赤と青のフィルムが左右別々に貼ってあるもの)でしたが、「浮き出て見える!すごい?」と感動していたのを覚えています。洋画の「スパイキッズ」シリーズをよく見ていましたね。

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 そんな少年も今では立派な社会人(?)になり、専ら趣味に関連した映画をよく見るようになったのですが、つい最近とある「初体験」をしてきました。そう、4DXで映画を見てきたのです。ということで、今回は4DXを初体験してきた感想をまとめようと思います。(画像は見に行ったグランドシネマサンシャイン)

1.4DXとは

 そもそも4DXとは?と疑問に感じる人も多いと思います。4DXとは

「4DX」とは、CJ4DPLEX社が開発した、<映画を観る>から<体感する>へと転換させる体感型アトラクション・シアター。
特徴は、映画のシーンと連動して、前後&上下左右に動くモーション・シート(座席)、さらに、シアター全体では、シーンに合わせて<雨>が降り、<水>や<風>が吹きつけ、<フラッシュ>等の合計20種類の特殊効果が、次々と発生しまるで自分が映画の主人公となったような感覚を味わわせてくれます。


という事だそうです。簡単に言うと、映画のシーンに連動して座席が動いたり、水や風が吹くことで、まるでアトラクションに乗っているかのような、今までにないリアリティを感じながら映画鑑賞が出来る、といった新たな映画スタイルとなっています。3D上映が「視覚」のみに訴えかける視聴形式だったのに対し、4DXは全身の感覚に訴えかける視聴形式だと言えるでしょう。


 そんな4DXですが、以前から存在は知っていたものの、「どこまで楽しいんだろう・・・」と一抹の不信感を抱いていました。しかしなぜ私が見るに至ったのかというと、私の好きなガンダムの映画が4DXで再上映されると知ったからです。昨年で放送開始から40周年を迎えた、日本を代表するアニメ作品「機動戦士ガンダムシリーズ」。その作品群を新たな方法で楽しんでもらうべく、昨年から「ガンダム映像新体験TOUR」と称し、過去の劇場作品を4DXをはじめとする現代の技術で再上映しているというイベントが行われています。今回はたまたま予定が合ったので、行ってきました。

 今回上映されていた映画というのが、2010年に公開された「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」です。2007年~08年に放送されていたガンダムOOシリーズの完結編であり、ガンダム史上初の外宇宙生命体との戦い・対話を描いたお話です。この作品は高1に一度見たっきりで、戦闘シーンの情報量や描写の美しさに心打たれた記憶があります。ずっと「また見たい!」と思い、借りてみようかと思っていた矢先に上映のニュースを目にし、「これは行くしかない!」と思い、即自行ってきました!

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2.ここがすごいよ4DX

 ということで勢いで初4DXを決めてきた私ですが、内心「動きすぎて気持ち悪くならないかな・・・」だったり「そもそもどのくらい動くんだろうか。ジェットコースターくらい動くのだろうか」と様々な期待や不安を抱きながら、ニヤニヤして上映開始を待っていました。ここまで映画にワクワクしたのは初めてだったかもしれません。そしてタイトルコールとともに映画が始まった瞬間、そのワクワクは確信に変わりました。

⑴画面の迫力に負けない演出の豪華さ
 ガンダムは性質上宇宙での大規模な戦闘が多く、画面に所狭しと活躍するMSや武装が描かれています。特には大規模な敵と戦闘するシーンが多くなっており、劇中の動きに応じてジェットコースターのように激しく座席が動くため、「実際の操縦感覚ってこんな感じなのかな・・・」といった新たな体験をすることが出来ました。特にMSの出撃シーンで、エンジンの振動が廃部から伝わった後座席の動きと風が連動して出撃時のスピード感を表現していたのは驚きでした。劇場の大きなスクリーンやスピーカーでMSがダイナミックに戦闘するシーンを見られるだけで大満足なのに、その激しい描写に連動した振動や動きを体感できるため、非常に楽しかったです。

⑵細かいところへの効果がもすごい
 先ほど説明した、大規模な戦闘シーンだけでなく、日常的なシーンでも演出は多用されています。例えばドアの開閉シーンでの振動、ビーム発射時に吹く熱風、場面の暗転に伴う風など、現実の状況ではこんな現象が起こるよね~といったものを出来る限り再現しようとするこだわりが感じられて感動しました。

 このように、映画の描写1つ1つに新たな発見や体験をもたらしてくれる4DXで映画を見て、非常に感動しました。でもちょっと揺れすぎてお話に集中できないところもあったりしたので、お話を集中して楽しみたいなら微妙だな・・・と感じました(笑)。


3.最後に

 初めての4DX体験でしたが、また行きたい!と思うくらい楽しかったです。どうやらまた月末に別作品の上映があるようなので、それを楽しみに日々を生きていこうと思います。今回は時間の都合で感想など書けなかったので、次の機会に書いてみようと思います。今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

 



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