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俯瞰じゃないとミニチュア風に見えない?

ミニチュア風撮影とは?
 チルトレンズを使用し、被写体を適切な大きさで捉え、周辺をボカすことでミニチュア効果が感じられる写真になるんですが、理想なのは斜め上から見下ろすアングルで撮ること(模型を見下ろすような錯覚を得るためなので当然ですね)。
 しかし、そんな都合の良い距被写体はほとんど存在しないので、必然的にミニチュア風撮影を目指しても、あっという間に限界を感じ長続きしないことがほとんどです。(SNSのようにど派手で映えるアウトプットを出して沢山のリアクションがないとモチベーションにつながらないような方は特に)。
 私のように時代に取り残された「撮ることを追求することが楽しい」人間にとって、LENSBABYのEdgeは底知れぬ奥深さを持ったレンズであり、メンドクサガリで出不精のオッサンがスナップする気になる不思議なレンズ。
 特に日本人は自由に何してもいいとなると何をしていいかわからない人が多いと言われます(筆者はオープンワールドゲーム愛用者なのですが、オープンワールドゲームに馴染めない人は作者の意図通りにしか進めないJRPGの方がいいと言う人が多かったです)。決まった規則や道筋がないと基準点や方向性が掴めないためかな?。
 LENSBABYのEdgeは魔法の被写界深度を持つレンズです。絞りやレンズの傾かせ方で、自由自在な被写界深度を得ることができます。無限に近いバリエーションの被写体を、限りなく無く無限に近い被写界深度を操って撮るわけですから、自分の目指すものに辿り着くのも大変ですが、ニーズがあろうがなかろうが自由奔放に撮影を楽しみたいものにとっては、まさに理想のレンズと言えるでしょう。
 俯瞰じゃないとミニチュア風に見えるか見えないか?。それすらも自分次第。それがLENSBABYのEdgeで撮るということなのです。

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