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誰かが冗談をぼやいてるなか、雪がぽつぽつと降りだした。頬がだんだんつめたくあたたかくひえていく。
メールした

バス停のよこのベンチ
スカートが、凍る
待っているよ。

ごめんなさい
冷たい地面に足をつけて言うのです、逃げようとしたとしても、もう自転も遅らせようとするの、それを指摘すると、いまから宇宙と繋がりますと言う。地球を手放す宇宙人は、急に情けなくなるのですね。

言い訳をして、冷たい自転車置き場の隅で眠りましょう、きっと優しいおじさんが来てくれるので大丈夫。
地球の端っこで言葉をあやつる
不合理なことをして、また世界が終わり、終わらせたいと思うほど、また言葉を作り、筒の中で転がり続けた

水筒に残ったお茶は、ずっと空洞を揺らす
標識のない道路は空白の一日を埋めることはできるのか?
僕らの感性と共に生まれ変わることはあるのか
退廃的な信号よ。
点滅を繰り返す命たち どこか遠くへ旅をしよう
君たちは地球のポンプである
日が暮れると共に

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