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まわる

いつの日か僕は1日電車でまわった
しかし、どれだけ行ってもそこまではたどり着くことはできなかった。
君は何度空を回ったのか、そのうち僕は何度もココアを買っては飲んだろう 。
ブランコに乗るような感覚で その日僕は疲れ果てていた。いつのまにか風呂場の中で俯いて、窓からのお日様で寝ていた。
そして起きた時には、心臓が全身に血を巡らせながら鼓動はだんだんとはやくなっていく。
僕は天井を見た
そして金縛りにあったように動けなくなる。

目を閉じて ぼくはまわった。
隕石を模したひこうき雲がやってきて、
今日の僕はいつのまにか死んでいた。

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