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逃げ水の向こう側…プジョージャンゴ150で秩父ツーリング


ことあるごとに行きたいと思っていたのに、
何かと行けずにいた三峯神社に行ってきました。

三峯神社の狛犬は
ズバリ狼。
しかもレタラ。(白狼←ゴールデンカムイ参照)

時に皆様は
蝦夷のオオカミ達がどうやって絶滅したかご存知だろうか?

もちろん、森林伐採等の理由もあるけれど、
家畜を襲うという
半分以上はニンゲンの都合で、絶滅した生き物です。

ニンゲンに住む森を奪われ、
獲物を減らされて、
飢えて、山から降りて目の前に豚や馬がいるから食べたら、
和人(俺達日本人)に毒の餌撒かれたんですよ。
集団で暮らす彼らは、
己が飢えても餌を子に運んだのです。
毒の餌を。

…何ってコトしたのよ、オレ達は。

本来なら熊と双璧をなして
日本の森の生態系の頂点に君臨し、互いにバランスを取っていたかもしれないのに

熊が今こんなに溢れているのは、どこかでオオカミ不在の原因も考えられるのではと思わざるを得ないのです。

…で、話は戻り
三峯神社の御眷属、オオカミ様です。

自販機のサイドにもこのオオカミ様がいらっしゃいます。

ギスギスに痩せている描写が
尖っていてカッコいい訳です。
コレが、シベリアンハスキーみたいな モッフモッフのコロコロした描写だと やはり迫力に欠けますもの。

関東屈指のパワースポットとの謂れも高いこの場所は、
ほーぉ、なるほどそうかと 私のような霊感的センスゼロのおばさんでも納得出来る
カリッとした空気のキレイな場所でした。

高千穂の神社もこんな空気感だったよね。

秩父市街はまだまだの紅葉も この山の上ではすでに始まっていました。

赤青黄色

そんで、お詣りの後、社務所で手続きをしてお祓いを受け
御眷属を1年間お借りするお札を頂く。(御眷属拝借)

狼様の御加護を
狼を滅ぼしたニンゲンの子孫が嬉々として受け取るこのモヤモヤを、秋空に抱える。

「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」
とは原爆の碑に書かれた言葉だが、同じ事を狼様にも言えるのだろうか。

とか考えつつも やっぱりお札ゲットでテンション上がって その足で浦山ダム見学。

ここが 人っこ1人いない場所で、本当に一般人が乗っていいかわかんないようなエレベーターを登ってダムの上まで行くと 素敵な景色で、
ダムの高さがすンごかった(もう少しマシな表現がしたい…)

時間が遅くて、ここの名物「ダムカレー」は食べ損なってしまった。

日没迄には少し間があったのでダムの近くにある鍾乳洞も見学。

ここが思いの外、激階段と
狭い通路と
ハシゴと
狭い通路と
低い潜り抜けと
ハシゴの繰り返しで
なかなかのアドベンチャー。

…にて汗だく。

這々の体で、旅館にチェックインしましたとさ。

秩父ツーリングしょの2に続く…

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