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ADAM A3Xを2年半以上使っている話

 本当はもっと早くまとめるべきだとは思ってました。Zutq/ラングドシャPです。

 2年半程前に公開したこちらの記事、ありがたいことに沢山のプレピューがあり確認するたびに当時のことから変わった要素を付け加えたいと常々思っており、ようやくまとめてみました。

二年半前のこと

 記憶の限りなんとか思い出して行きます。
 当時私は純粋にヘッドホン使うのが辛いという事情があり、部屋に置けるスピーカーを探していたのですが、中々候補が見つからない。
 ネットサーフィンしながらでもこれという候補も出てこないし、よく分からない。
 そんな感じで確認した中での選択肢としては

  • ADAM Audio A3X

  • Focal Shape 40

  • Genelec 8010AP

  • YAMAHA MSP3

  • YAMAHA HS5

  • EVE Audio SC204

 辺りだったと記憶しています。
 この候補を元にたまたま東京に出かけた際、楽器屋で全て聞き比べることができ一番好みだったADAM A3Xを買うことにしました。

 当時、高校生だった私が買うには金銭的に辛かったけど。

 そんなこともありながら、スピーカーを買って使うようになったところで上記の記事辺りの時期になりました。

 というわけで今回はその後の話。

2年半思いっきり使い続けた

 一時期。数ヶ月ほどですがスピーカー使えない時期を挟んだりはしましたが、ほぼ毎日A3Xを使い続けています。
 購入当時は縁のない世界だと思っていた音大に進んで作曲活動する上でずっと使い続けているので、結果としてあの時買ってよかったとは思います。

 正直、上記の他の候補のスピーカーと比べたらリスニング向きかもしれないとは思いますが、スマホや出先で良いなと思った曲をこのスピーカーで再生すると言葉は悪いですがアレンジはカスカスでつまらないなぁとか、アレンジやミックスが良い曲は聴いているのが楽しかったりとモニタースピーカーとしての必要条件はちゃんと満たしてると思います。
 あと、見た目が好み。

 他のスピーカーと聴き比べた時に、ADAM Audioの特徴とも言えるX-ARTツイーターの性能の良さが際立つなと思いました。
 EDMなどのキラキラした音もそうなのですが、アコースティックでも高音の空間が伸びるように聞こえます。また、ウーファーもちゃんとバランス良く鳴っておりジャンルを選ばずリスニング、モニターのどちらの用途でも聴けると感じています。

 途中から音響補正にSoundID Referenceを導入してより整えたり、スピーカースタンド変えたり、ケーブル変えたりと色々と調整してはいましたが、その中で一番影響があったと思うことですが。

サブウーファーを追加しました。

 これについてですが、純粋に低音が若干弱いからですね。
 どうしても私の環境下では100Hzから下の音はロールオフしていて正確にモニタリングできないと感じることが多々あり、悩んだ末に導入しました。
 それと今年中にDolby Atmosを使用した環境を整備したいと思いがあり、後戻りできないようにするためにもという考えもありましたが。 

 あと、そうこうしてる間ずっと調整して気づいたことですが、電源が死ぬほど大事。
 元々スピーカー購入当時は普通のコンセントタップに繋いでいたのを、機材追加の都合でコンセントが足りなくなり近所のホームセンターで買った延長ケーブルに変えたりしたのですが。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/39113/

 こちらにしたところ、中低音が急に伸びてきて聞きやすくなりました。
 何度タップを切り替えて聞き比べてもこの感想は変わらないままでした。
 正直、この出来事が起きる前までは電源は気にしなくても良いでしょとか思ってました。
 前言撤回、電源は気にした方がいい。
 とか、2年半でIFは3台変わっていたり、PCがMacになっていたりと他の環境は大きく変化していますが、スピーカーだけは相棒として変化なく大切に使っています。

現状について

 今はADAM A3XをIFと接続して、別のアナログアウトからサブウーファーであるADAM Sub7を追加してIFのミキサーだとかで細かい出力周りの調整しています。
 この部分については別途記事にします。

 現在の構成について不満なく快適に使用しており、不満があるとしたら部屋の環境側なので機材に文句はないですねというのが結論です。
 とはいえ、たまーに手が出せない価格帯のスピーカーを見ては目を潤すことはしています。(人は物欲には抗えないのです)
 例えばMusikとかGenelecの同軸とか。
 他にもADAM AudioであればSシリーズとかだったら中にDSPやらでコントロールできるとか純粋な性能面で気になったりするんですよね、あれくらい動かせたら快適だろうなと…

出 て き た

 記事を書いてる間にネットサーフィンしていたら突然目にして驚きました。
 大きさについてもA3Xとほぼ変わらず、同じように使えるだろうというところとSシリーズの機能が組み合わせられていて少しばかり興味を持っています。(あとスペック見る限り低音がむっちゃ出そう)
 もしかしたら買うかもしれないです。
 これ買ってもA3Xはサラウンドスピーカーとしてまだ使うので。

 と、そういう話は置いておいて。
 今だと手軽に買える価格帯でTシリーズがあったりと手が届きますが、正直T5Vって大きくない?と思ってたりします。
 私の環境(元々実家の6畳間の机に置く)だとA3Xくらいのサイズ感がちょうど良いと思います。当時ちょっと音量出しすぎたら家族に怒られたこともあるので。

 そんなわけで今回の記事はここまで。
 ざっくりとしたまとめでしたが、過去の自分の細くとしてまたチマチマ更新するかもしれません。
 また、Twitter等でも使用している機材について質問があればお気軽に話しかけていただければ、できる限りのお返事はするつもりです。
 それでは。


おまけ
 あと、この記事書きながら思い出しましたが、某音大のオープンキャンパス行ってる移動時間や休憩時間でスピーカーずっと調べてましたね。学校見ろよ自分

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