音感トレーニング実践講座|メロディ編①

ここではすべての基礎である調についての扱いと、移動ド唱法による階名インプットトレーニングについて詳しく解説しています。動画や図解、音源のサンプルも豊富に用意しわかりやすくスムーズに進められるようになっています。例題に挑戦しながら実践的に学んでいきましょう。

この記事のトレーニングはずっしーのサイトの耳コピアレンジ習得法「音感の鍛え方~音階編つづき~」を読んで理解したうえで取り組んでください。

Ⅰ.調を特定する

まず何はともあれスタート地点は「調を特定すること」です。

調が大事、調が大事と何度もしつこく言ってきたのはそれほど重要な部分だからです。音感トレーニングの一番の土台になるところなのでここがクリアできなければ先へ進めません

調を特定するのに最も簡単で速い方法は「主音ドの位置を特定する」ということでしたね。忘れてしまった人は「音感の鍛え方~音階編つづき~」の記事を見直しましょう。

先の解説記事では「主音ドを思い浮かべる」というポイントを簡単に流してしまいましたがここでつまづく人も多いかもしれません。上手く思い浮かべるコツは「一番落ち着く音」「曲の終わりをイメージする」の二つですが、そうは言っても難しいよ・・・という人もいるでしょう。

ここは非常に大事なところなのでここでは主音ドがうまく取れないよという人向けに実践的な対策を紹介します。

 ▶ 曲を聴いてもドの音を思い浮かべられない

「単純にドの音なんて全然イメージできないんですけど」というパターン。このタイプに該当する人はそもそもキー、調というものにあまり意識を向けたことがないというのが原因かもしれません。

なので今一度、調というものを感じてもらうために下の動画を見ていただきましょう。調の引力調性音楽の主音ドに戻りたがるという性質を実感してみましょう。↓ ↓

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コメント (46)
ずっしーさん、またまた親切で丁寧なご回答ありがとうございます。
トレーニングを始めてまだ20日ぐらいなので、あまり成果は出ていないようですが、焦らずコツコツと精進していきたいと思います。
また質問などがあれば書かせていただきますので、何とぞよろしくお願いいたしします。
頑張ります。
ずっしーさん、素晴らしい記事をありがとうございます。
先日発売された書籍も購入させていただきました。
質問を一つさせていただきたいです。
私は絶対も相対も音感がないと思ったので、現在はさまざまな曲のキーの判定と耳コピ及び移動ド唱法で歌う練習をしています。
そこでマイナーキーに当たった時のトランスポーズの使いかたについて現在の方法で合っているか確認してもらいたいです。
1:落ち着く音を探す(今回はAだったとします。)
2:トランスポーズで+9にしてAメジャーとして耳コピをしていたら、黒鍵が多く出てくる?
3:マイナーキーの可能性を疑い、AをラとしてAmキーに合わせる。トランスポーズは+0
4:白鍵のみで耳コピをしていたら違和感がないのでこの曲はAmキー?
結果としてAmの曲はCメジャーのキーの鍵盤で弾ける。あまりメジャーかマイナーかは意識しなくともよい、ということでしょうか?
マイナーが強めの楽曲では落ち着く音がドではなくラに聞こえるという認識で合っているでしょうか?
知識がなくて支離滅裂な説明になっているかもしれませんが答えてもらえると嬉しいです。これからも応援しています。
>なごみんさん
おっしゃる通りです。書いてくださった1~4の流れ全て全く問題ありません。

「結果としてAmの曲はCメジャーのキーの鍵盤で弾ける。あまりメジャーかマイナーかは意識しなくともよい」
この認識はとても大事です。長調と短調はセットでひとつの調だというのはまさにこのことなのです。ただ、メジャーかマイナーかは意識しなくてもいいのではなく、違いを意識したうえでひとつのキーだと認識できるようになるのがベストです。

「マイナーが強めの楽曲では落ち着く音がドではなくラに聞こえるという認識で合っているでしょうか?」
おおむねその通りです。1点付け加えるとすれば、楽曲単位ではなく部分単位でこれは生じる場合も多くあります。例えばある数小節ではメジャー感が強くドが中心に聴こえるがすぐ次の数小節では一転、マイナー感が優位になりラが中心に聴こえる、といった具合に。(例:君をのせてのサビ前→サビ)

今はドとラ、どちらもただの「落ち着く感じ」と聴こえていると思いますが、両者には違いがあり訓練していけばそれを感じ取れるようになります。ドは「明るめの落ち着き」、「ラは暗めの落ち着き」といった感じです。
>ずっしーさん
返信ありがとうございます!
細かな解説や具体例の提示、ものすごくわかりやすかったです。ちいさなもやもやが晴れました。まだまだメロディが階名には聞こえてこないのですが、コツコツ頑張っていきたいと思います。
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