『無理ゲー社会』(読書感想)

おはようございます。ズッシーです。

今日は、橘玲さん著の『無理ゲー社会』https://amzn.asia/d/2gw9iGm
という本を読んだので、その感想を書きたいと思います。

最初にこの本を読んだ感想としては、これからの時代は本当に激動期だなと改めて感じました。

これからの時代はメリトクラシーがキーワードになります。

メリトクラシーとはメリット(知能と努力)クラシー(支配)とを組み合わせた造語です。

つまり、これからの時代(すでにそうだが)はメリット(知能と努力)の高い人間が低い人間を支配するという時代になってくるということです。

学歴社会はその代表的な例だと思います。

メリトクラシーが主流になった理由はメリット、つまり知能は努力によって上げられるという考え方が主流になったからです。

メリトクラシーの前は階級社会であり、個人ではどうにもできなかった時代でした。

そこで、メリトクラシー社会になることで、個人次第で成功できる社会になるのです。

しかし、そこで大きな問題があります。

それは、努力できるかどうかも遺伝するという事実です。

つまり、階級社会からメリトクラシー社会になったところで、人間はよりリベラル(自由)になったかと言われると、そうではないのです。

評価基準が階級からメリットになったというだけです。

では、どうすれば良いのかということはこの本にたくさん書かれてありますが、どれも最適解と言えるものではなく、非常に難しい問題だと思いました。

僕はこれからは自分の幸せを見つけられるかどうかが大事になってくると思います。

たとえ世の中が不条理であっても自分なりの幸せを見つけられた人は強いです。周りに流されません。

そしてその幸せは周りの中に見つけるのではなく、自分の内面の中に見つけるべきものです。




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