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手帳の手触り

細かくメモは取らないし、日記を続けるタイプでもない。
ほぼスケジュール管理だけを書き込んでいるだけ。

20年以上前にPalmという電子手帳〜iPhoneとデジタル化し、
紙の手帳は、小さな名刺入れ兼メモ帳だけを持ち歩くようになった。

元々は、プロダクションに勤め出し、
先輩が外国製のカッコいい手帳を使っているのを真似たのが始まり。

Filofax〜ほぼ日手帳〜モレスキン〜トラベラーズノート〜PLOTTER

それぞれに気に入ってはいたが、
予定を書き込むのが主なので、
利便性から結局iPhoneのスケジューラに座は移ってしまった。
(アプリはここ数年“さいすけ”)

そして昨日、またふと文房具病にかかり、紙の手帳が欲しくなってしまう。
これは季節病のようでもある。

(どうせすぐ持ち歩かなくなるんやろ?)

で、引出しでずっと使わずにいた手帳カバーを思い出す。

ほぼ日手帳weeks用に作られたカバー
(吉田カバン製)

これなら、今カバンに入れている、名刺入れメモ帳とペンケースを一つにまとめられるんではないか?

荷物は極力少なく軽くしたいのは昔から。

微かな期待を抱き、ほぼ日weeksの4月始まり手帳本体(2200円)だけをポチる。

スケジュール管理は、今まで通りiPhoneのまま、
落書きスケッチぐらいの用途となりそう。

でも、iPadとApple Pencilではなく、
紙と鉛筆や万年筆の書き味が欲しくなる事は多い。

この“書く”という欲求を満たすだけでも、アナログの手帳を持つ価値はある。
買った言い訳かもしれないが。

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