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俺たちのホライゾン 〜地球(ほし)の歩き方VNM編〜

 白タクは我々から150万ドンをせしめ、ニコニコ笑顔で去っていく。
トラブルを防ぐ為ホテルのロータリーではなく路上で降ろす所も手慣れたもので、つしまは「私達なんて今後はパックツアーだ!ツアーで十分だ!」と自暴自棄であるのだが、とりあえずホテルへ向かおう

今回は5つ星ホテルのプルマンである。
にこやかなポーターに荷物を預けてチェックインの手続きをする。
プロボッタクラレーヤーのつしまがカウンターでスマホの決済画面を見せて説明しているが、何か様子がおかしい。
どうやらホテルが違うようだ。
我々が泊まるのは「プルマン リゾート」で、こちらのホテルは「フラマ リゾート」だそうな。プルマンよ、後発のくせに何故同じような名前を付けた‥

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実際のプルマンはフラマから10数メートル隣にあり、徒歩で移動。辿り着きました。プルマンリゾートホテル

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チェックインは15時からなのだが運良く部屋がセットアップされていて、5時間も早く案内して貰う。
つしまが言うには部屋もアップグレードしてくれたらしいのだが、俺は英語力が中一のニューホライゾンで止まっているので礼も言えず、せっかくの親切に申し訳ない事をしたが遠慮なく寛ごう。

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部屋まで荷物を運んでくれたポーターさんにこの後バーナーヒルズに行くと言うと、タクシーのチャーターはどうか?と提案してくれる。
タクシーにはもう疑念しか無いのでめちゃくちゃ慎重に話を聞くと、一日90万ドン(約4000円)でポーターさんのお友達が運転手をしてくれるというもの。

白タクじゃねーか


とはいうものの、価格的にも相場かなと、ポーターさんのお友達にお願いする事にした一行は、11時までホテル内を散策。

ここプルマンホテルはインフィニティプールを備えており、その先に臨むプライベートビーチはまさに絶景である。

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ホテル側から見るとプールの喫水線が水平線(ホライゾン)の果てまで繋がってるように見えるからインフィニティ(無限大)プールなんだけど、
どうも上手く写真撮れなかったからホームページから剥いできた画像添付します

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待ち合わせまで小一時間あるのでビーチでトロピカルドリンクを

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くつろいでいるように見えるが、ぼったくりのダメージでハートはボロボロである。

そうこうしているうちに約束の時間を迎え、ロビーに戻る。 ポーターさんがニコニコ顔でこっちだよと手招き。どうせキックバック貰ってんだろと疑心暗鬼の我々の元に白いセダン。
白タクだからってご丁寧にみんな白色の車で揃えてて、そこはかとなくベトナム人の生真面目さを垣間見た(垣間見なかった)

目的地のバーナーヒルズは昨年オープンしたばかりのテーマパーク。 
ダナンからは数十キロ離れた山奥中の山奥に、世界最長のロープウェイとゴールデンブリッジと名付けられた橋、中世?フランスを意識した建造物が立ち並ぶ人気スポット。
従来は特定アジアからの観光客で溢れ返り写真撮影どころでは無いと聞いていたのでこちらは予定には入れなかったのだが、幸か不幸か新コロの影響で特アに入国制限が掛かっている今しかない!地平線(ホライゾン)に向かって走る白タク

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小一時間で目的地へ到着。
ドライバーのanhduyさんには15時くらいに戻ると伝え、LINE交換。

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到着したこちらはまだ麓で、ここからロープウェイに乗ります。

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門をくぐると庭園があり記念撮影

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小腹が空いたのでソフトクリームを食べます。味はごく普通のソフトクリームである

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ここバーナーヒルズは入場券=ロープウェイのチケットなので、金銭のやり取りは一回のみ。このチケットも道中で白タクのアンディが斡旋してくれました。多分キックバックあります

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ロープウェイに乗りゴールデンブリッジへ。
景色を撮るのにGOプロの助(俺のアクションカメラの愛称)を準備するが、プロの助からスマホに移すの面倒だからこのブログの写真は全部スマホで撮った画像です。プロの助意味ねーな

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15分程ロープウェイに揺られ、やって参りましたゴールデンブリッジ。

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SNSとか見ると皆自分の手と一緒に写っているが、思いの外絵にならねーな

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そんな事より、橋を渡り切った先にいた石像が俺に似すぎてて、

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もしかして?と思い、日本に帰ってから年老いた父親に「俺のルーツはベトナムにあるのでは?」と聞いたら、「ベトナムには縁が無いがフィリピンパブには昔よく行った」と言っていた





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