続・戦場までは何マイル?〜地球(ほし)の歩き方KOR編〜
クリスチーナマッケンジーばりにアレックスに乗り込み、とりあえず進むはソウル行き。
切符はお宿のあるなんちゃら三丁目まで買ってあるのに路線図に目的地が見当たらずマゴマゴしていたのだが、乗ってみたら縦横無尽に張り巡らされた地下鉄網が目に入る。
なんのことはない途中で乗り換えればいいだけの話で、異国の緊張感と睡眠不足は正常な判断力を失わせるから気をつけろ。
路線図には漢字も書いてあるので、弘大入口で乗り換えと判明。
実は仁川空港駅にてテンパって一回改札出ちゃったから自動改札が通れず、呼び出しボタンで弱々しく「ヘルプミ〜〜」と駅員さんを呼んで、翻訳画面見せたら通してくるなどして無事乗り換え。
そして辿り着く、なんちゃら三丁目駅。
駅からホテルまでは歩いて30秒なのだが、クソみたいな雨降ってて30秒の間にずぶ濡れになりながら無事(?)到着。
今日から泊まるお宿はシェラトン系列みたいなんだけど、先のことを話しちゃうとこれから3泊4日の旅中の3日連続クソ雨で、これ絶対このホテルの呪いだと帰り際に気づくんだけど、今はまだ何も知らずにチェックインの準備をしている。
ロビーにて一旦荷物を預け、今日の行動の打ち合わせ。
時刻はまだAM8時なので、一旦休息を取りつつロビーにて電子機器の充電。9時前に出立。
ちなみに件のワウパス発行機はホテルのロビーに堂々と設置されてて、あの葛藤は一体なんだったんだと思いつつ無事カードをゲット。
オレンジのクソデカ筐体にタッチパネル付いてて、国選んでパスポート入れてカード発行→筐体にカード入れて日本円入れると韓国ウォンでチャージされフェリカとして使えるという優れもの。
カードの裏にQRコードが付いていて、ここからアプリをダウンロード。
交通カードとして使う場合はアプリからTマネーに変換して使うんだけど、これがちょい面倒いけど許容範囲
そんな感じでワウパスを手に入れ、明洞の街へ
駅でいうとひとつ隣が明洞なので、歩いて5分くらいなのだが、とにかくクソ雨降ってるのでエラく遠く感じる。
画像は明洞の大聖堂なんだけど大聖堂を口に出す時は「だいせいどう」なのか「だいしょうどう」なのかいつも迷うんだけど、どっちかが家具屋なのは知っている。
明洞は日本でいう原宿みたいな街で、本来であれば若者でごった返してるんだけど、この日はクソ雨のせいで人もまばら。ツマットはトースト屋(バンズでなくトーストで作ったサンドイッチみたいなやつ)を食べたがっていたのだが、道端で食べるタイプの店なので、普通に考えて雨との親和性が低すぎるだろと説得して次なる目的地へ。
地下鉄に乗ってカンジャンシジャンへ
コリアの電車はバラエティに富んでて幾つかのタイプがあるんだけど、総じて座席がメチャクチャ粗末でアレックスで来た時もケツ骨が痛くなったんだけど、今回の座席はなんと総ステンレスでどことなくチョバムアーマーっぽいんだけど数駅で目的地に辿り着く。
数分しか座ってないのだがオケツは冷え冷えである。
たどり着いたはカンジャンシジャン(広蔵市場)
こちらは都心から近いこともあり、完全に観光客向けの市場のようである。
ちなみに韓国飯にカンジャンケジャン(毛蟹の醤油漬け)ってのもあって、一文字違いだから気をつけろ。
道の真ん中に屋台が並んでおり、ビビンバ的なやつをオーダーメイドで盛ってくれる店やひたすらチヂミを揚げて山積みにしている店、
両脇には飲食店や生鮮食品、乾物の店などが碁盤目状に立ち並ぶ。
まだ朝の10時前なので写真の様にナムルも山積みなのかと思いきや実はこれ食品サンプルで、結構精巧なんだけどなんで分かったかというとどこのお店も全く同じの並んでんだもんw
まずは腹ごしらえをと、事前にツマットが調べていたユッケのお店へ。
まだ10時なのにここだけ店内満席で、結構待つかなと思いきや、ある程度列が溜まったら先頭から先導され歩いて数十歩の空っぽの2号店に詰め込まれるという2店舗を使った総入れ替え制で、めちゃくちゃ効率が良い。
着席後即オーダー、即着丼。
グロいので見たい人だけクリック↑
俺はユッケにテナガダコ乗ってるやつ頼んだんだけどまだ皿の上でタコがウネウネ動いてて、こういう悪趣味なのNGなんだけど、命に敬意を払い完食。
ちなみに隣の日本人観光客の女性二人は生レバーとハチノスの盛り合わせ頼んでて一口しか食わず、他に頼んだ料理もほぼ手をつけず大量に残して帰ってて、「クールジャパン≒完飲完食やぞ」と後ろ姿を睨みつけながら本日3食目を平らげ退店。
ちなみにユッケはめちゃ美味で、日本の焼肉屋で食べるのとはまるで別次元でした。
あとテナガダコって言うけどそれ手じゃなくて足だから覚えておけ
これは戻る時に撮った隣の店なんだけど、メニューは同じラインナップなのに全然お客さん入ってなくて、インターネット時代の弱肉強食を垣間見つつ次なる目的地へ。
こちらは11時開店のドーナツ屋。
ツマットくらいの胃袋超人になると食のリサーチは怠らず、分単位のスケジュール管理で開店5分前に行列に接続。
ラインナップは5種類くらいあって、ツマットは「全種類二個ずつ買おう」と目を輝かせているのだが、そこは制して三種類購入。
ドーナツも余裕で平らげる胃袋超人。
時刻は昼前。
広蔵市場が活気を増し、歩けない程の通行量となる。
この後トイレ行ったけど紙なくて史上最大のピンチを迎えた話とかもあるんだけど自粛。
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