flierを使って、効果的な読書生活を
今回は、日本で圧倒的な人気を誇る本要約サービス「flier」を紹介します。
3,000冊超の本がコンパクトにまとめられており、忙しいビジネスパーソンにオススメです。
flierとは
概要
他の本要約サイトも試してみましたが、質・量ともにflierが優れていると感じました。
料金
料金体系は、このようになっています。
オススメは、「ゴールドプラン」です。
「月に5冊以上も読む?」と思ってしまいますが、各要約は要点がまとめられていて読みやすいので、1日1冊以上のペースでスイスイ読めてしまいます。
値段を気にせずに様々な本が試し読みできるのがメリットのため、無制限読み放題は必須だと思います。
ありがたいことに、学割プランも用意してくれています。
学生(社会人学生も含む)ならゴールドプラン(2,200円/月)が60%割引の880円で使えます。
私は社会人学生のため、学割プランを契約していますが、卒業後も2,200円を払って使う価値のあるサービスだと感じています。
flierのメリット
選書の助けになる
自分に合う本を見つけるのは、結構難しいですよね?
私はKindleで試し読みをして「面白そう!」と思ったものを買うのですが、いざ読み始めてみると、「思っていた内容と違った…」や「あまり面白くない…」ということがよく起こります。
そういう経験が続くと、お金と時間をムダにした気持ちになり、読書に対して億劫な気持ちが強くなっていきます。
そうすると、読書習慣が徐々に薄れていくという悪循環に陥りがちです…
しかし、flierでは、お金と時間を気にせずに、数多くの本に触れることができます。
例えるならば、「本のビュッフェ」のような感覚で、失敗を気にせずに様々な本に出会えるのです。
この感覚は、本屋やKindleストアでの選書とは全く異なる体験でした。
自己分析になる
興味のある本を探すことで、「自己分析」をすることができます。
flierでは、自分が学びたいテーマ(キャリア、マーケティングなど)を決めて、選書をすることもできます。
その方法が、「本棚俯瞰読み」です。
下記のように、全ての要約をリストにして見ることもできます。
全ての分野を一覧にして見て、自分の興味のある本を流し読みしてみることができます。
そうすることで、「自分ってこんな分野に興味があったんだ…」や「昔に取り組んでいた分野に再挑戦してみよう!」などと思うことが多々あります。
本のタイトル、表紙を通じて、自分の興味・関心を再発見していくイメージです。
これも、flierならではの読書法ではないでしょうか。
本の内容が入ってきやすくなる
flierは本の内容を過不足なく、網羅的にまとめてくれています。
おそらくA4の紙3-5枚くらいの文字数に、ギュッと濃縮してくれているイメージです。
多くの本は要約だけでおおよその内容がインプットできるのですが、本当に興味があった本はKindleで購入して理解を深めるという読み方をしています。
その際も、要約のお陰で本の大枠が自分の頭の中にできているので、興味のある箇所に追加情報を入れていくイメージで読み進めることができます。
初見で本を読み進めるよりも、内容の定着率は良くなっていると感じます。
flierで幅を取って、実際に購入した本で深さを取る。
そんな使い方がベストではないでしょうか。
活用方法
テーマ読み
上記で「本棚俯瞰読み」を紹介しましたが、やはり目的をしっかり決めて読み進めていく「テーマ読み」も有効な手段です。
私は、「営業」や「転職」などのキーワード検索をして、1つのテーマを深掘りしていくというアプローチでも活用しました。
仕事をしていると、「自分の営業スタイルって効率的なんだろうか…」や「最近、同僚とうまくコミュニケーションが取れてないな…」などと、課題が浮かび上がることがあると思います。
そういった場合に、その分野の本を1-2冊購入して読むこともいいと思いますが、読者の立場や状況によって合う・合わないは出てしまうと思います。
flierであれば、その分野の本を幅広く目を通して、自分に合いそうな本を買って読んでみるといった使い方も有効です。
Evernoteで読書メモ
flierでの読書体験では、Evernoteの「Web クリッパー」が便利です。
要約なので、サーッと読み流すのも良いですが、頭に入って来なかったり、記憶に残りづらいこともあるのではないでしょうか。
「Webクリッパー」を使うと、このような感じでWebページ上にハイライトを引けるようになります。
自分が大事だなと思ったところに、印を付けることで、読み流すだけよりも脳に強い刺激を残すことができます。
私は、ハイライトをした箇所を中心にノートにまとめ、更に重要な箇所をハイライト、最後に自分の考え・気付きなどを書くようにしています。
こうすることで、本の内容をただインプットするだけではなく、今後のアウトプットにも活用できる状態にできます。
Evernoteは検索機能も優れているので、flierのフォルダ内で任意のキーワードで検索すると過去に読んだ本の内容に辿り着くことができます。
例えるなら、「パーソナルブックデータベース」が出来上がるのです。
私のまとめ方は多少手間と時間がかかりますが、参考に頂けたら嬉しいです。
本棚の使い方
flierでは、マイページの本棚に行くと、このように過去に読んだ本を一覧にして表示してくれます。
「お気に入り」「読了」「読書中」「あとで読む」の4つに分類することも可能です。
「読書中」は、要約を読み始めると、自動的に設定されます。
「読了」は、最後まで要約を読むと、自動的に設定されます。
私の場合は、Evernoteで読書まとめノートを作ったものを「お気に入り」に設定。
何かのきっかけで、「おもしろそう!今度読みたい。」と思ったもので、「あとで読む」に設定しています。
サーッと流し読みをして、最後までスクロールダウンすると、自動的に「読了」となり読書総数にカウントされてしまい、ちゃんと読んでない本も総数に含まれてしまうのがちょっと気持ち悪いところでした。
本まとめノートを作った「お気に入り」数で管理すれば、それも解消されるかと思います。
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