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公開制作7日目(2.7)

【公開制作7日目】
午前:寝ていた
お昼:味噌汁、骨付き鳥、白米を調理
午後:来客。街と海を散歩。商店街や郊外の住宅地、海辺をずっと歩くと、高松の街の雰囲気が体に入ってきて、香川の皆さんのお話を聞くときによりイメージが生きてくる感じがする。

【本日のお客さま】
9組目のお客さま、Sさんが訪問。聞き描きのルールに則り、テーマA「お守りに関する話」。小さい頃ずっと握っていた猫のぬいぐるみについて。もともとふっくらしていたのに、握りすぎて胴だけが細くなってしまっている。今も実家に置いているが、大掃除の時などに「必要」「不要」「保留」で毎回「保留」の箱に振り分けられ、毎回生還する。指編みで作った紫と緑の毛糸マフラーがついている。
テーマB「出来事未満の記憶」。海沿いを1日かけてサイクリングしたどり着いた由比ヶ浜で、モナ王のアイスを一口食べた直後、とんびがモナ王をさらっていったときの話。とんびはあろうことかさらったアイスをすぐ砂浜に落とし、Sさんは一瞬で何が起こったのかわからない戸惑い、まさか自分がという周囲の観光客への恥ずかしさ、喉が乾いているのにアイスを食べられないもがき苦しみが一同に押し寄せた状態で10m先の落ちたアイスを茫然と眺めていた。ゴミになっちゃうし、拾わなきゃ…と歩いてアイスを拾おうとしたらまたトンビにさらわれ、落とし、を繰り返し、やっと手にとったモナ王はただただ砂まみれだった。わけのわからない気持ちのまま、モナ王を割って空に投げ、それを全部トンビがキャッチしていったということであった。

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【全景】

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