公開制作3日目(2.3)
【公開制作3日目】
Zunzun-PlanC主催の土居より、オンライン聞き描き-プレ実験 その④-で子供の頃たまに忍び込んでいた屋上についての記憶を話してもらっていた。そこで午前中は土居の子供時代の通学路を通り、屋上を実際に確認しにいく。屋上のあった建物の場所もおぼろげだったので、周辺の団地を練り歩く。
30分ほど団地周辺をうろうろし、おそらくここ、という場所に行き着く。屋上のある建物の姿はなく、YAZAKIという会社があった。
YAZAKIの真向かいにある個人経営の美容室(40年経営)の店主に、YAZAKIが建つ前にあった古いアパートの話を聞くことができた。
・土居の話していた建物と規模感が一致していた(7階建各階5部屋)
・土居の記憶では外壁は薄いピンク、店主曰く外壁は白。
・店主曰く、屋上は飛び降り自殺(30年前)があったり、不法投棄された自転車を地元の学生が屋上から床に投げ落とす悪戯(10年前)があったりと、なにかと騒がしかったらしい(土居が屋上に忍び込んでいたのは20年前)。
・土居はどう屋上にアクセスしたか思い出せないが、自転車を投げ落とすくらいなので梯子ではなく階段だったのではないか、という話になる。
・ほか、この美容室の店主の定点観測的な土地の歴史の話が非常に面白かった。
午後:午前中の体験をもとに屋上についてのイメージをすり合わせる。三輪も実際の場所付近まで行くことで少しだけ空気感を理解したかもしれない。
・屋上では空よりも足元(地面)の記憶が強く、ざらっとしていた。
・事実はともかく、外壁は薄いピンクだったはず......
・そういえば、屋上の隅になにか突起物(倉庫?)があった。
その後、来客合計4名。5時間ほど皆様の話を聞き、気づけば夜9時になっていた。聞くことに集中し、インプットする情報が膨大、整理がつかない。くたくた。くたくたである。描くまで至らないためしばらく聞きは控えめにし、明日からは描くことに集中していきたい。
【本日のお客さま】
3組目のお客さま、Oさんが訪問。「子供の頃忍び込んでいた空き家の話」を聴く。
4組目のお客さま、Fさん、Kさん、Tさんが訪問。聞き描きのテーマA・Bに則り、Fさんが20年ほど身につけているブレスレットの話、学生時代に輩に絡まれてボコボコにされたときの後輩の発したセリフ「顔だけはやめてください」についての話、子供の頃から飼っていた犬との死別、その名前のこと、など話す。
【全景】
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