自分が好き
自分の作るドールドレスがめちゃくちゃ好きです。
インスタなぞやっていると、毎日毎日素晴らしい作品が目に飛び込んできます。
(すごい!天才!いや、神だろ?こんな服どうやって作るの?)
夢中でいいねを押し、(そりゃフォローするわ。ええ、させてくださいよ、フォロー!)と力強くフォローボタンを押します。
そして自分のアカウントに戻って自分の投稿を見ると(つまんない写真、普通の服やん)とガッカリします。
でも、自分の作ったものって自分の子供以上に自分なんですよね。そりゃ、あんなすごい服じゃないし、あんなすごい技もない。でも一番好きです。
そんなふうに自分のドレスにガッカリするのに、出来上がったドレスを並べると、もう可愛くて(売りたくない、これ全部自分の!)なんて思っちゃう。
試作品を作ってる時は、もう楽しくて楽しくて、
ここにあのレースはどうかな、そういえばこの間見た袖の形、真似してみたい、あー、ここはやっぱりこれしかないでしょ!ほらできた!最高にいい。
私天才じゃない?
などと思っています。
出来上がった時は脳内麻薬がバァーッと出ていて、(私、現人神やん!)とか思ってます。すいません。でもちょっとクールダウンすると(いや、神じゃないやろ。そんなにいいか?)という冷静な視点が戻ってきます。
昔は1日くらい自分のこと神とか思ってましたけど、年々自分に対する客観視が上手くなって正気に戻る時間が早くなってきました。
商売をする上で、自分の作ったものを冷静に見る目も必要なんですけどもうちょっと気持ちいい時間が長くてもいいような…
メタ認知能力上げすぎても楽しく作れないので、狂気と正気を自分でコントロールしながらやってます(笑)
後、試作品は作り始めると出来上がりがみたくてすごくスピードが上がりますが、始めるまでは(あれやらなくちゃいけない、これもやらなくちゃいけない。)とぐずぐずすることが多いです。この時間をなるべく短くしたいものです。
材料を切り分けて、ほつれ止めを塗ります。
ほらかわいい!
ワンピースができたけど何か物足りなくて、1日置いてからヘッドドレスも作り、ほぼ完成です。
スカートの二段目にピンタックを入れるか…
これまで頑なにピンタックを拒否してきましたが(上手く入れる自信がないため)、このドレスには入れたい気持ちが湧いてきました。そろそろ進化しなくてはいけないのかも。
去年購入したアンティークレースを前身頃と裾、ヘッドドレスに使いました。アンティークを珍重する気はありませんが、レース糸の細さはやはりアンティークならではのように思います。袖のレースはそこらへんにあるのを使いましたが、他の部分のレースとバランスが悪いので別のものを探した方がいいかもしれません。
ほぼ完成と書きましたが、もう少し寝かせて考えたほうがいい気がしてきました。
自分の内なる声を聞きすぎても作業が止まるだけなので、期限を切って対応したいと思います。受注品を作らなくてはならないし、(同時進行で作ってはいます)問い合わせもいただいています。
お返事遅れてすいません。
三個めのnoteの記事ですが、見事に自分のことばかり書いてます。どんだけ自分好きなんだ。
そんな性格なので毎日楽しいです。
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