私の考える剥奪性口唇炎のメカニズム

私がこの2年間の試行錯誤を通じて考えた、剥奪性口唇炎のメカニズムは以下の通りです。

私は剥奪性口唇炎を発症する前からそもそも唇が弱く、リップが手放せませんでした。

あと、私の場合は夕方とか疲れてきた時に唇に白い線ができることがあって、それを指でゴシゴシしてして撮るクセがあって、多分それが本当にいけなかった。妹とかが今同じことをしていたら全力で止めます。

そんな最中、仕事の異動で受けた強いストレスがトリガーになって弱かった唇に炎症が現れました。
それを保湿と食事管理で改善できればよかったところ、皮膚科に頼って案の定ステロイドが処方され、結果ステロイドがきっかけで剥奪性口唇炎に発展してしまいました。

一度剥奪性口唇炎を発症すると、唇のターンオーバーが完全に乱れて、本来肌が備えているバリア機能がない状態になる。そうなると体外からの刺激・体内の炎症に簡単に唇が反応するようになって、ターンオーバーが促進され続ける。

刺激を受けて突貫工事のように作られた皮膚に正常なバリア機能はなく、瘡蓋のようになって剥がれ落ちる。

治らない無限ループの完成。


この無限ループから脱するには、体外からの刺激と、体内の炎症を同時に止めることが大切だと考えます。

そのために、まずは触らない、剥かない!(症状がひどい時期)

個人的に、だいぶ良くなってきたら洗顔で白く浮いてくる皮は優しく擦って落としてもいいと思っているけど、症状がひどい時期はとにかくそのままにしておくのがいいのでは、と思っています。

体内の炎症に対しては油(特にオメガ6)を極力避ける食事管理で対応。
同時に遅延性アレルゲンも避けられるとなおよし、ただし遅延性アレルゲンはマストではなく、とにかく油を避けることが鍵。

これを辛抱強く6ヶ月ほど継続することで私はループから脱することができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?