見出し画像

研修にて

今日は院内で研修がありました。

コロナ禍での研修となるので、隣の人とは2mの間隔をとること、ロールプレイはスタディ形式で研修参加している40人ほど全員で行いました(笑)

新しい研修の形とはなりましたが、やっぱりやりにくい。

普段4人ほどでグループワークすることを考えたら、40人でのロールプレイなんて緊張して話せるものも話せなくなってしまいます。

とはいえ、今の自分には本当にためになる知識だらけ、急変時の対応や代行者としての心得など情報が詰まっていて、本当に楽しい研修でした。

そしてとっても嬉しいことが……!!

事例検討で、術後気道狭窄が疑われる患者さんに対して、どんな情報を集めて医師へ報告をしていくか話しあっていたのですが、研修も終盤のころ、

「ではICU病棟の看護師さんに質問です。あ、もちろん他病棟の看護師さんも一緒に考えてくださいね」

と、急変時の対応だからとICUの看護師にプレッシャーが厚くのしかかる一言。

質問の内容は、気道狭窄が行った患者さんに対して、ICUではどんな準備をするかということでした。

ICUから今回の研修に参加しているのは自分を含めて3人。

一人目が、挿管の準備や薬剤の準備と回答し、次は私の番。

術後の喉頭浮腫をきたしている患者では、概ね一般の喉頭鏡と挿管チューブではなかなか挿管に至ることができません。なので、マックグラスという先端にカメラがついている細めの機械を使って挿管を試みることがあります。

今回のように気道狭窄ではなく、気管内出血で視野が悪くなっている場合や、頭頸部領域の疾患があり、気道が狭そうな患者にも適応になります。

なので今回の事例でも、マックグラスを用意すること、そしてマックグラスを用いても挿管ができなく、かつ緊急性が高い場合はICUでの気管切開を行いアンビューバックで酸素吸入したり、そのまま人工呼吸器にのせることがあります。

同時に気管切開の準備も行っておき、ICUでの気管切開となるのであれば多少なりとも出血するのでバイポーラ(血管を焼く機械)、無影等(影ができない特殊なライト)も準備しておきます。

研修ではこんなに詳しくは発言していないですが、尊敬する院内の先輩に完璧な答えと言っていただけた!!!

それだけでほんとに嬉しいし、、、

看護師続けてよかったとまで思えた(笑)

自分のアセスメント能力の向上ってこういうところにも繋がっていくんだなーと。しみじみ。自分の能力が評価されたら誰だって嬉しい。

看護師という職業は、企業の営業のように目に見える功績とかがないので評価しにくいけれど、他人の良いところを見つけたらほめちぎっていきたいと思いました笑

前の病棟で一緒に働いていた師長さんにも、

「すっかりICUの看護師さんになっているみたいで安心したわ」

と声をかけてもらえた。。。

嬉しい。。。


そんな、ハッピーなことがあった1日でした。

これからも勉強しっかりして、急変時に動けて、医師やスタッフからの信頼を得られるような看護師になっていきたい!

最近仕事がやっと好きになってきた私でした…☆