はじめましてCD

noteをはじめてみました。好き嫌い勝手にだらだらと書いてしまいそうです。特に音楽についてのああだこうだ、どちらかというと少数派でしょうが、それだけにこういう場で知り合えたら嬉しいです。音楽については好きとそうでもないものとかなり極端。好きなものはもちろん、そうでもないものだって、人はそれのどこにしびれたのだろうか?つい知りたくなるタチです。

はじめて買ったCDというお題、面白いなと。少し前にその事を考えていたから。実ははじめて買ったCDが全く思い出せない・・・。音楽をきく、という事が重要になり始めて少し経ち、高校に上がった頃ぼちぼちCDが出回り始めたように思う。売ってはいたけど周りに持っている人は少なかった。一枚3500円位したような。同じものがLPで2800円だったか?レンタルではLPばかりだったし。そしてなんといってもCD再生機が高かった。CD再生機能がミニコンポに、そしてラジカセに搭載され始めてやっとCDが身近になったように思う。

CDが身近になって来た、とは言え高校生にとってそう簡単にホイホイと買える状況では無かった。そして何よりその頃すでに世の売れ筋の音楽にはほとんど興味が無くなっていた。ききたい音楽はCDに無く、中古LP・輸入LPがほとんど。そんなわけではじめて買ったCDのインパクトが無かったから覚えていないのだろう。

無理に思い出すとすれば初めの頃に買ったCDはもう20歳頃だったか、マール・トラヴィスのベストrhino盤。久留米の輸入盤を扱う店で取り寄せてもらった。届くまでに数か月掛かったものの、じっくり待った甲斐は充分にあった。ある時代にはスーパースターで大金を稼いでいたんだろうなぁとは思うが、とても貧しい出だったらしい。そんな時代だったからこそそれこそギターを弾くことが止まらないような状態で腕を上げたのだろうとごこごく単純に考えてしまう。歌にもギターにもブルースが感じられるのは決して気のせいではないだろう。いわゆる”ブルース”もあれこれ少しはきいてきたけど、マールやジミー・ロジャースやボブ・ウィルスやドック・ワトソンその他の人達にもブルースを強く感じる。だからカントリーだからとか、ジャンル分けでひとくくりにして出会わない事はもったいないよと、そんな事も気づかせてくれた。マールがいたからこそチェット・アトキンスやドック・ワトソンがいたと考えると、もうそれだけでも何も言う事がないのだけど。

ちなみにはじめて買ったLPはクイーンのベスト盤。これは一大決心をして中3になる前の春休みに買った事をよく覚えている。高校1年の夏休みまではまだ世の売れ筋人気音楽がわりと好きだったから・・・。それでも今でもクイーンの曲は好きで、ジェイク・シマブクロのライブでボヘミアンラプソディをきいてどれだけ嬉しかった事か!

#はじめて買ったCD

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?