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念力の科学

なっぷるです☺︎

今日は、

前回お話しした

原理がわかるとどういうことができるのか

ということをある実験を例に紹介していけたらなと思います。(前回の記事はこちら


神経補綴学/ニューラルプロステティクスという学問があって、

(名前が難しそうとか言って敬遠しないでくださいね!笑)

2003年に発表されたある研究がめちゃめちゃ面白いんです。

"まず、サルがロボットアームをジョイスティックで操作して、餌をとる練習をするんです。

(クレーンゲームみたいな感じ。持つところがジョイスティック。)

訓練すると、サルは自在にロボットアームを操縦できるようになる。


そうなったところで、
操作している時のサルの脳に電極を刺して、


この神経はこう動いている、この神経はこの働きをしている...っていうのを測定するんです。


そして、脳にさしていた電極を直接ロボットアームに繋げる。


そうすると、サルが動かそうと思っただけで、ロボットアームがその通りに動く。


これ、もはやジョイスティックで操作しているんじゃなくて、神経の測定データを元に操作できるようになってるんですよ!


つまり・・・


餌を取ろうと考えただけで、ロボットアームをその通りに動かして、餌をとることができてしまうんです!


脳から直接、遠隔操作できてるじゃんってことで、よく念力の科学なんて言われるみたいです。"


いやもうこれやばくないですか私はこれ最初に知った時発狂しましたw

映画「チャッピー」を見て

え?人の心を機械に移すってどういうことやねん

と幼きなっぷる少女は思っていたわけですが、 

既に2003年にこの実験がなされてたのかー!という衝撃。


ある意味、意志が目に見えるようになったわけです。

「アームを動かそう」というのも立派な意志ですからね。


これを工学と掛け合わせると、思っただけで動かすことができる義手になるわけです。


なんて革新的なんだ!!!


原理がわかると、誰も想像できないようなすごいこと、面白いことを実現するのも夢じゃないなあと思えるんです。


まだ解明されていないことを解明して、

それでエンタメを作って、

もともとのスタートだった精神疾患の治療にも役立てたらなと思ってます。


どういう仕組みなのかが少しでもわかれば、きっと治療にも貢献できるだろうと思うので。


いつか自分の研究で患者さんを救って、皆さんにもエンタメを届けられる日が来ればいいなと思ってます!


そんなところで今日は終わりです。では!


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