誰かと一緒にいたくない と思う その気持ちが続けばいい 続けられれば 「信念を貫いている」 と自負できる だけれど 自分の感情は固定できない 機械のように止める事ができない 自分の意思とは裏腹に 自分の感情を制御することは難しい
やさしさは 麻薬のようなもの あればあるほど 高揚し 心は安定する だがなくなった途端、 落ち着かなくなる 不安になる 無限に渇望するようになる
発した言葉に対して 共感をもらう 同調してもらう そうされる事は嬉しい 確かに、 嬉しいと感じるのだが、 それと同じく そうではない。 全く違っている事を思っていたのに。 他人の考えを理解しようとするな。 自分の考えにすり替えようとするな。 とおもう自分がいる 発したその時その瞬間は 正しいと思っても その考え自体が 誤っていたな、と感じたり。 自分の考えだ、と発したものが 実は他人のものだと発見したり。 過去を振り返った時に 「あの時あの人を傷つけてしまった」 と気がつ
高みからの見物はやめてほしいのだ 今現在使えない知識や技術を教えても 苦しみを減らしてくれるのか 元々は 起こるべくして起きた問題なのか 問題が起こったそもそもの原因は それまでの悪しき礎ではないか その悪しき礎を築いてきたのは他ならぬ自分達ではないのか ここまでの悪い兆候も見えていただろうに 思い描くこともできただろうに 見て見ぬふりをしてきたのか はたまた 想像力の欠如が招いた事態なのか これほどまでに人を育てることを叫んでおいて 本末転倒とはこのことか それほどの軽
全員を救わなくていいんだよ なにかを人にしてあげないと と思っても その人にほんとうに必要なことは 別のことかもしれない 大切なのは じっくりと見てあげること 時間をかけてあげること 今自分の周りにいる人を 一緒にいてくれる人を 話を聞いて私を理解してくれようとする人を 大切にしよう そう思うことで その尊さにきがつくことで 自分ができることは 広がっていく
他人が感じていることを 自分が感じていることを 丸くおさめようと、するな なかったことのように 平らにならそうと、するな 人の感情は 波打つもの 揺れ動くもの 時間が経てば少しずつ いなし方を覚えていって 必要ではない嵐や渦は 回避できるようになる 大波や激流の 被害を受ける人を減らすことはできる でも 何かの弾みに 何かの影響を受けて 揺らぎは起こるものだから 自然のものだから なくすことはできない なかったことにはしたくない だからこそ どう感じているのか 言葉で
言葉は 呪いであり 魔法である 多くても 混乱する 少なくても 不安がつのる 言葉を発する方にも 勇気と 思いやりと 技術が 必要とされる
自分の言葉で 自分の行動で 自分の仕草、表情で 人の感情を揺らがせてしまう 不安な気持ちにさせてしまう それが嫌だから 私に関わらないでほしい と思ってしまう その反面 気難しくて神経質な自分を 受け入れてくれる誰か を欲している
ぼんやりとやりたい事はあるけれど 今の自分ではどうにもできないこと 今の自分の力量では どうにも 太刀打ちできない 打開できない 解決策を見出せない 事態を良い方向に変化させられない そんな無力な自分がいること 良い方向に向かうために 他人の力を借りなさい 誰かに助けてもらった方がいいよ と 人は言うけれど 協力を請うこと それ自体も極力やりたくない 自分の都合で人を振り回したくない その人の感情を振り回す点でも その人の手間隙を奪う点でも 必ず良い方向に進めるように 自
