【Tableau】Data saber bridge2 Viz1回目の投稿報告

Data saber bridge2にチャレンジしてあっという間の2か月+10日。やっとViz投稿までたどり着きましたが、初めて自分でデータを入手しエクセルからTableauへ、という手順を踏む中で、「サンプルストアデータ」とは違う表記に迷いながら作成した手順を記録しておきたいと思います。

作成したのは能登半島地震の1月1日からの「震度、マグニチュード」と「発生時間」との関係です。地殻変動が日本時間と何らかの関係があるとは考えられないため、何か新しい発見があるとは元々考えていない、という、後ろ向きな状況で作成しました。Vizをみて、24時間、まんべんなく地震が起きていることを改めて認識し、被災地の方々のご心労に胸が痛みました。
https://public.tableau.com/app/profile/.57343287/viz/_17059308905630/sheet0?publish=yes

当初はここまでの予定でしたが、発生日をスライダーで変更することができるようにもしました。以下、作成した手順です。

  1.  データ探し。tenki.jp* から、日時、震度、マグニチュードデータ入手
    「石川県能登地方を震源とする地震情報」
    https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/center/390/
    *気象庁などではすでに加工済みのデータとなっており、純粋な発生日時と震度・マグニチュードデータはなかなか見づけづらかった。

  2.  エクセルに貼り付けて、震度5弱、5強を、便宜上数値に変更 5弱→4.5、5強→5.0に変更>項目名「最大震度概算数値」            「気象庁震度階級表」https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/kyoshin/kaisetsu/calc_sindo.html

  3. Tableauで読み込み

  4. マグニチュードが「M〇」と表記されているので、「M」を除去する:シート上に「マグニチュード」をドロップ、左表の「マグニチュード」のプルダウンメニュー(PDM)から「変換」>「カスタム分割」>区切り文字「M」>分割「最後」でOK。分割後、表内の「元のマグニチュード」を「マグニチュード(M〇)、分割後のマグニチュードを「マグニチュード(数値のみ)」に変更>PDM>データ型の変更>数値(少数)>>名称の最初の表記が「Abc」から「=#」へ変わった>行シェルフへ入れる

  5. 「発生日時(2024年〇月〇日〇時〇分頃)」を左表内で「データ型の変換」>「日付と時刻」にしてから列へ入れる。列シェルフ内の「発生日時」ピルのPDMから、詳細>カスタム>時間 に変更(x軸に、日時情報無しの「時間」だけ入れた)

  6. 散布図でデータを個別に表すために、「発生日時」をマークの詳細に入れる

  7. 「最大震度概算数値」をマークの色に入れる>連続へ変更>色を調整

  8. 発生日毎で表示できるよう、発生日時をフィルターに入れ、表示された表から「年/月/日」>次へ>日にちをすべて選択>適応>OK。「フィルターを表示」にして、スライダーに変更。

【作ってみて分かったこと】
日時表記の「2024年〇月〇日〇時〇分)」の漢字も、Tableauではきちんと日時データとして認識される(2024/〇/〇 〇:〇のように、置き換えなければいけないと思っていた)

【次回への宿題】

  1. X軸は時分で入れたい(単に時、分にすると時間と分のVizに分かれてしまった)。

  2. 各時間で平均線を入れたい。

  3. Y軸を震度にすると頻度が分からなくなるので、〇のサイズなどで表したい(マグニチュードは小数点以下もばらつくので、ほぼ個別の数値がプロットできているような気がするが・・でも、550個もの点があるとは思えない・・・)。今は年月日時データがそのまま使っているが、年月日時情報と切り離して、単に頻度情報にしなければいけないのか?

  4. スライダーで日にち表示させると、日によって最大震度が異なり、「その日の最大震度」が赤表示にされてしまうので、固定(7がMax)にしたい。

  5. ダッシュボードで2つ(発生時間vs.マグニチュード、発生時間vs.震度)を入れたので、発生日時スライダーを連動させたい。

近々勉強会があるので、皆さんのお知恵拝借しながら、改訂版を作成できるようにしたいと思います。


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