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【遊戯王】ウマ虫芽 プ瓜ティダービー【デッキ紹介】

はじめに

みなさまごきげんよう。いしずかと申します。
前回の記事を見ていただいた方々ありがとうございました。
本年も記事を作成していきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。

さて、今回のデッキなのですが、2022年に発売された「ダークウィング・ブラスト」に収録されました《精霊冥騎ー急還馬》を使用したデッキとなっております。

自分・相手のバトルフェイズ開始時に自身と他1体のモンスターを自分、または相手の墓地から特殊召喚できるというモンスターです。
特殊召喚されたモンスターはバトルフェイズ終了時に墓地に送られてしまうものの、効果を使用することができて、攻撃にも参加することができます。

今まで多様なデュエリストがこの面白カードについてデッキを作成してきたことでしょう。
わたしは今回《急還馬》で蘇生するモンスターを《パラサイト・フュージョナー》にすることで融合を狙っていこうというデッキを作成いたしました。

デッキレシピ

デッキの動きについて

初動の動きで《急還馬》《パラサイト・フュージョナー》を墓地に用意し、手札に《急還馬》でコストにする植物族モンスターを用意します。
そのあとは相手に合わせてビートダウンしながら《セリオンズ》によってデッキを回転させ《バラガール》などで《急還馬》を毎ターン起動して融合していこうというデッキとなっています。

初動は次で解説しますが《P.U.N.K》を採用したことにより、安定した1枚初動を実現。更に2枚目以降引いた初動札も腐らないようにデッキ内で使用できるようになっています。
そういった面でも使用していてとても安定感があり、回していて非常に楽しいデッキです。

初動について

《精霊冥騎ー急還馬》について

《急還馬》を使用するにあたって用意するものは全部で3つあります

  1. 《急還馬》を墓地に用意する

  2. 《急還馬》で一緒に蘇生するモンスターを墓地に用意する

  3. 《急還馬》のコスト(植物族モンスター)を手札に用意する

1と2に関しては《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を召喚することでクリアすることができます。
3についてですが、今回は《ベアトリーチェ》を召喚する過程で手札に加えていく《急還馬》特化ベアトリーチェ初動を作成いたしましたので紹介いたします。

ルート

このルートは《P.U.N.K.》から入ります
わかりやすく例として《NoーP.U.N.K.セアミン》の通常召喚から入りますが、同じことを《No-P.U.N.K.オーガ・ナンバー》《NoーP.U.N.K.フォクシー・チューン》《緊急テレポート》からも行うことができるのでこのデッキでは初動は11枚あります。事故はほとんど起こしません。最高です☆

  1. 《セアミン》を通常召喚します。

  2. 《セアミン》の「①:600LPを払って発動できる。デッキから「No-P.U.N.K.セアミン」以外の「P.U.N.K.」モンスター1体を手札に加える。」効果を使用し、《フォクシー・チューン》を手札に加えます

  3. 《フォクシー・チューン》の「②:手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。自分の手札を1枚選んで墓地へ送り、デッキからレベル8以外の「P.U.N.K.」モンスター1体を特殊召喚する。」効果を使用し、デッキより《No-P.U.N.K.ディア・ノート》を特殊召喚します。

  4. 《セアミン》《ディア・ノート》《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》をシンクロ召喚します。

  5. 《ディア・ノート》の「②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、レベル5モンスター以外の自分の墓地の「P.U.N.K.」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。」効果が発動し、墓地から《セアミン》を特殊召喚します。

  6. 《ドラゴン・ドライブ》の「①:このカードがS召喚または「P.U.N.K.」カードの効果で特殊召喚に成功した場合、600LPを払って発動できる。デッキからサイキック族・レベル3モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。」効果によって《サイコウィールダー》を手札に加えます。

  7. 《サイコウィールダー》の「①:自分フィールドに「サイコウィールダー」以外のレベル3モンスターが存在する場合、このカードは手札から守備表示で特殊召喚できる。」によって自身を特殊召喚します。

  8. 《セアミン》《サイコウィールダー》《メリアスの木霊》をエクシーズ召喚します。

  9. 《メリアス》の「1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、デッキから植物族モンスター1体を墓地へ送る。」効果で《陽竜果フォンリー》を墓地に送ります。

  10. 《フォンリー》の「①:このカードがモンスターの効果でデッキから墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。」効果で自身を特殊召喚します。

  11. 《メリアス》《フォンリー》《アロマセラフィ-ジャスミン》をリンク召喚します。

  12. 《ジャスミン》の「②:このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから植物族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。」効果で《ドラゴン・ドライブ》をコストに《六花精ボタン》を特殊召喚します。

  13. 《ボタン》の「②:このカードが召喚または植物族モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「六花」魔法・罠カード1枚を手札に加える。」効果で《六花絢爛》を手札に加えます。

  14. 《六花絢爛》《ジャスミン》をリリースして発動します。「①:デッキから「六花」モンスター1体を手札に加える。モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、さらに手札に加えたモンスターとはカード名が異なり、元々のレベルが同じ植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。」によって《六花精プリム》《六花のしらひめ》を手札に加えます。

  15. 《プリム》の「①:自分フィールドのモンスターがリリースされた場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する」効果で自身を特殊召喚します。

  16. 《プリム》の「②:自分フィールドの植物族モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで2つ上げる。」を自身のみを対象に発動し、レベルを6に変更します。

  17. 《ボタン》《プリム》《ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚します。

これで《ベアトリーチェ》のエクシーズ召喚、さらに《急還馬》コスト用の植物族モンスターとして《しらひめ》を手札に用意できました。
あとは《ベアトリーチェ》の効果を自分、相手ターンに発動して《急還馬》《パラサイト・フュージョナー》を墓地に落とせば初動完了です。

《セアミン》から《ジャスミン》を起動するまでのルート図。
わかりやすいだろうか……

採用融合モンスターについて

このデッキでは《急還馬》から出す融合モンスターを4種類採用しています。
《パラサイト・フュージョナー》で出すことのできる融合モンスターはいろいろありますが、このデッキでは《急還馬》の特性上「バトルフェイズ開始時に召喚される」「相手ターンでも召喚できる」ため、選定理由は基本的に「戦闘(バトルフェイズ)で使えるかどうか」が基準になっています。

  • 《赫焉竜グランギニョル》

《パラサイト・フュージョナー》《赫の聖女カルテシア》扱いで《急還馬》と融合を行います。
融合召喚成功時の「①:このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。デッキ・EXデッキからレベル6以上の光・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。」の効果で状況に応じたモンスターを墓地に落とす潤滑油的な役割を担っています。

・盤面を強固にしたい場合:《カオス・ネフティス》
・使用したカードを再利用したい場合」:《PSYフレームロード・Ω》
・墓地に《セリオンズ》を用意したい場合:各《セリオンズ》

また、現段階では「②:相手が発動したモンスターの効果でモンスターが特殊召喚された場合、フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「ドラグマ」モンスター1体、またはEXデッキから「デスピア」モンスター1体を特殊召喚する」の効果のために《デスピアン・クエリティス》が採用されています。
個々の枠は自由枠なので今後面白いカードが出たときに入れ替えていきたいですね。


  • 《氷剣竜ミラジェイド》

《パラサイト・フュージョナー》《アルバスの落胤》扱いでEXから召喚されたモンスターと融合を行います。
残ってしまった《ベアトリーチェ》《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》から《パラサイト・フュージョナー》を出した場合に召喚します。
とてもつよいです。

  • 《痕喰竜ブリガンド》

《パラサイト・フュージョナー》《アルバスの落胤》扱いで《急還馬》と融合を行います。
基本的には《ミラジェイド》のコストなのですが、バトルフェイズ開始時に融合召喚を行うので、召喚後すぐに活躍できるモンスターとして戦闘で破壊されないという《ブリガンド》の態勢はこのデッキに合っているため採用されました。

  • 《暗黒界の龍神王 グラファ》

《パラサイト・フュージョナー》《暗黒界の龍神 グラファ》扱いで《急還馬》と融合を行います。
打点にもなりますし、「①:相手がモンスターの効果・通常魔法・通常罠カードを発動した時に発動できる。その効果は「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」となる。」の効果で妨害にもなります。
融合で出てくるモンスターがアルバス融合体ばかりだと面白くないので採用となりました。

そのほかの採用カードについて


《P.U.N.K.》モンスターについて

《セアミン》《フォクシー・チューン》《オーガ・ナンバー》《ディア・ノート》
 初動用、他2ターン目以降は展開用です。
初動事故率軽減のため採用枚数を増やしてあるため、2ターン目以降で引いた時も役割を持たせています。
《セアミン》系のモンスターは全員1枚からレベル8シンクロやランク3エクシーズを行うことができます。
そこでサルベージなどの補助的な役割をしてくれる《PSYフレームロード・Ω》のシンクロ召喚や、《パラサイト・フュージョナー》《急還馬》以外で使用することのできる《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》をエクシーズ召喚することが2ターン目以降の役割です。
更に重ねてシンクロ召喚を行うことができれば《サイコ・エンド・パニッシャー》《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》などのフィニッシャーへ繋げていくこともできます。

《Uk-P.U.N.K.娑楽斎》


《P.U.N.K.》初動の自己軽減要因かつ《急還馬》を相手ターンで起動するときに《娑楽斎》を蘇生することができれば「②:相手ターンに、600LPを払って発動できる。自分フィールドのモンスターをS素材として「P.U.N.K.」Sモンスター1体をS召喚する。」効果によって《Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》をシンクロ召喚できるという強みもあります。

また初動がフォクシー・チューンから始まってしまう場合の事故軽減札の役割もあります。

《セリオンズ》モンスターについて

デッキの回転と植物族モンスターの安定供給が役割です。
《セリオンズ・チャージ》《無尽機関アルギロ・システム》からなる《セリオンズ》のリソースが切れない動きで、ドローを加速し、デッキを回転させて《バラガール》を引きに行きます。
《バラガール》は「②:このカードが墓地に存在し、フィールドに植物族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札に加える。」の効果で無限コストになることができるので《セリオンズ“リリー”ボレア》を場に出して墓地から《バラガール》を回収して、バトルフェイズに《急還馬》を起動するといった流れを作ります。
採用枚数は
一番欲しい《“リリー”ボレア》が2枚でよくある出張セットの《“キング”レギュラス》《“リーパー”ファム》が1枚。
《“ブルズ”アイン》《ディア・ノート》を装備することで《ディア・ノート》が墓地に送られたときの効果を使用することができるため採用されています。

植物族モンスターについて

複数枚採用されている《フォンリー》《しらひめ》は初動事故防止のためなのですが、単純に引いてしまっても《急還馬》のコストにするだけなので特に邪魔にならないという強みがこのデッキにはあります。

《カオス・ネフティス》

防御を強固にするアクセントカードです。
単純に強い除去効果を使い終わった上級《P.U.N.K.》モンスターをコストに使用することができます。

さいごに

いかがだったでしょうか。
わたしはこのデッキを《急還馬》を使用することに特化した《ベアトリーチェ》初動を実用化できる構築にすることができたため結構気に入っています。
初動が完了すればあとは融合していくだけなので事故もめったに起きず、安定した試合を行うことができます。

本年1発目にしてクソ真面目な記事になってしまいましたが、まぁ書いたの去年だし、デッキ名とかサムネ画像作るのさぼり倒してたらこんなことに……。
つ、次はノリのいい記事かくぞ~!

ということでデッキ紹介を終わります。
今後もいいデッキができましたら紹介記事を書いていけたらと思いますのでそのときはよろしくお願いします。

それではみなさん良き遊戯王ライフを






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