VSCodeからBlueskyにポストする拡張機能の紹介!
この記事は、Zennの記事に少し変更を加えたものです。オリジナルは、こちらから見れます。
こんにちは!𝕏(旧Twitter)でポストのいいねが見られなくなる変更がありましたね。賛否両論ありますが、この変化を受けて、私は新しいVS Code拡張機能を開発しました。それが「Bluesky用のVS Codeクライアント」です。この記事では、その拡張機能についてご紹介します。
このクライアントでは、Blueskyへの投稿、タイムラインの表示、通知の確認、いいね、アカウント情報の管理などが可能です。マルチカラムやステータスバーのサポートもあり、開発作業中でも快適にBlueskyを利用できます。オープンソースとして公開しているので、ぜひGitHubでスターをつけて、機能追加や改善の提案をお願いします🙏
🧭 経緯
BlueskyのAPIが公開されたことで、私はVS Codeで使えるクライアントを作ろうと思いました。スマホやWebのクライアントも良いのですが、VS Codeで開発中に気軽にBlueskyを利用できるのは便利です。また、VS Codeの拡張機能開発に関する日本語の記事も多く、参考になりました。
🛠️ 使った技術
言語
TypeScriptを使用しています。JavaScriptからTypeScriptに移行したところ、VS Codeの提案機能が増え、エラーも少なくなりました。WebViewのスクリプトだけはJavaScriptで対応していますが、それ以外はすべてTypeScriptです。
ライブラリなど
VS Code拡張機能用のライブラリとBlueskyの操作をするライブラリを使っています。Reactも検討しましたが、複雑になるため今回は見送りました。
🖥️ スクリーンショット
🦋 そもそも Bluesky とは?
Blueskyは、もともとTwitter内のプロジェクトとして2019年に始まり、2021年8月に独立しました。Blueskyは中央集権型のSNSとは異なり、分散型SNSとして設計されています。各ユーザーが独自のサーバーを持ち、それらが協調して1つのSNSを形成します。AT Protocol (Authenticated Transport Protocol)を使用しており、個人データはリポジトリ内に保存されます。
サードパーティ製のアプリ
BBlueskyは、サードパーティ製アプリの開発を積極的にサポートしています。公式のCommunity Showcaseには、さまざまなアプリやライブラリ、拡張機能が紹介されています。私の拡張機能もそこに登録しています。
サードパーティ製アプリは現在142件登録されており、私自身もGrayskyというクライアントをスマホで利用しています。また、𝕏のフォロー・フォロワーからBlueskyのアカウントを探す拡張機能もあります。
最近のBluesky
Blueskyは2024年2月に招待制を終了し、オープン登録を開始しました。その結果、ユーザー数が急増し、現在は590万人が登録しています。以下のグラフは、いいねの数の推移を示しており、2月に急激に増加していることがわかります。
先月(5月)、Blueskyの取締役会からジャック・ドーシーが退任しました。その理由は「(Twitterが犯してきた)あらゆる過ちを繰り返しているから」というものでした。しかし、私はBlueskyのAPIやドキュメントが他の分散型SNSよりも充実しており、使いやすさが優れていると感じています。そのため、引き続きBlueskyを利用し続けるつもりです。
🚀 機能
タイムラインの表示と投稿
通知の確認
いいね機能
アカウント情報の管理
ステータスバーでの通知数表示
マルチカラム表示とレスポンシブ対応
多言語対応(英語、日本語、スペイン語、中国語(簡体字)、フランス語)
⏩ これから
まだ基本的な機能しか実装していませんが、今後はフィード・リストの表示やタイムラインから直接いいねする機能などを追加し、さらに使いやすいクライアントにしていきたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!興味を持っていただけたら、ぜひ試してみてくださいね。
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