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お爪屋さんです!



はじめまして

はじめまして。
2023年7月1日に「お爪屋さん瑞花zuika」という小さなネイルサロンをオープンしました、白土(しらと)と申します。
東急田園都市線の二子新地駅(川崎市高津区)徒歩2分の場所に、お店はあります。プライベートサロンです。
ちなみに、一般的な美容系のジェルネイルサロンではありません。
トラブルネイルにも対応できる手と足のケア専門のお店となっております。ネイルサロン初めてさんにも、気兼ねなく来ていただけるようなお店を目指しています。

さて「note」では、これまでのことと、今と、これからのことを綴っていくつもりです。
どうぞよろしくお願いします。

それでもネイリストなのです

よくお客様から「ネイリストっぽくないね」というお言葉をいただきます。さもありなん。ネイリストになるまで、ネイルに一切興味がなかったことを先に白状しておきましょう。
ちなみに、ネイリストらしいネイリストとは、だいたいオシャレで、ネイルが大好きで、美容全般に興味があって、オシャレです。たぶん。

一個も当てはまりません。

着るものはお客様を不快にさせないよう、清潔感さえあれば良いと思っていて、せいぜい天然素材にこだわるくらい。
化粧も肌に何かをつけること自体が苦手なので、ほぼすっぴん。
眉毛があれば大丈夫だろうと思っていましたが、四十を目前にして口紅の必要性に気が付きました。血色がよく見えるの大事。
そういえば化粧のことでは、銀座にある高級志向のネイルサロンで修行していた時にたくさん注意をされましたが、あまり効果はありませんでした。
なお、ネイルは、ネイリストになると決めた時点で、初めてジェルネイルのサロンに行くという体たらく。自分でマニキュアを塗ること自体、してこなかった人間です。
最近、10年以上ぶりに再会した大学時代の友人にも、ネイリストになったことに驚愕されました。文学少女だった君が、まさかネイリストにと。
そのまさかが起こって、ネイリストになりました。
あまつさえ、お店を始めることにしました。
人生は不思議で満ちています。

なぜネイルだったのか

私には、履歴書を書く度に軽く絶望するほど、たくさんの職歴があります。
20代は仕事が長く続かないことがコンプレックスでした。

ネイリストになったきっかけは、師と仰いでいる人からの一言。
「指先が見えるよ」
前後、どんな話をしていたかは忘れてしまいましたが、この一言が飛び上がるほど嬉しかったことを覚えています。「わかりました」と答えて、私はわくわくしながら指先を使う仕事を探し始めました。

少し補足をさせていただくと、この数年前に私は大きな失敗をやらかして、傷心で実家に戻っていました。実家には約2年いさせてもらいました。雇用運はあるので、仕事は見つかりましたが安定せず。様々、自棄になっている私に、両親も家猫も優しかったと思います。
そして、再度上京し、また2年ほど経ったある日、師から贈られた言葉が「指先」だったのです。

指先と聞いた私の行動は早かった。指先と言えばマッサージだと、生活の木で開講されていたハンドマッサージの講座に出かけます。
楽しかったけれど、アロマセラピストは違いました。
さてどうしようかと立ち止まったところで、思い出したのは妹のことです。
私は4人姉弟なのですが、下の妹が美容全般に興味があるタイプのオシャレな女性でした。そして、以前ネイルも通信講座を受講していると聞いていたのです。
早速連絡を取りました。当時結婚し妊娠していた彼女は、ポリッシュやリムーバーなどの臭いがダメになって講座の継続はままならないということだったので、こころよく道具を譲ってくれました。
そうです、ここまでたどり着くのに長くかかりましたが、ネイル道具を譲ってもらったからネイリストになったのでした!

そんな、冗談のような偶然から成ったお仕事ですが、これが一番長く続いています。おそらく、もう、ここから外れることはないでしょう。
爪であった意味も、指先を使う理由も、足に並々ならぬ興味を抱いてしまう訳も、少しずつ分かってきました。
専門家になるための道を歩き始めたばかりですが、手と足の爪を通して、ご縁のある方々と出会っていきたいと思っています。

お爪屋さん瑞花 白圡幸恵(yukie shirato)
HPはこちら

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