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アフリカのモーリシャス島に根付いた中国系移民(華人)

皆さんはモーリシャスという国を知っているだろうか。

正式名称はモーリシャス共和国。元々はイギリスの植民地で、現英連邦の国だそうだ。

アフリカはマダガスカル島の、その隣にある小さな国(島)がモーリシャスで、なんとこのアジアから遠く離れた国で(大陸をはるかに跨いでいる)中国系の人が多数移住し、大きな影響力を発揮していることをご存じだろうか。

以下、台湾のテレビ局・三立新聞の「消失的国界(グローバル化する世界といった意味合いだろうか)」というドキュメンタリー番組で取り上げられた内容をご紹介する。

特集動画「アフリカの地モーリシャスで民国旗が!客家族出身の"朱梅麟"が現地のお札に登場!関公(道教の偉い人)を祭り、中華民国の建国記念日を祝う…異国に根差した(中国)文化」


なんと、モーリシャスのお札には中華系移民の肖像が登場する。

お札の右側はモーリシャスの固有種であり絶滅した世界的に有名なドードー鳥

このお札の人物は「朱梅麟」といい、第二次世界大戦の頃に深刻化するモーリタニアの食糧問題を解決に導いた政治家であり、戦後はイギリス連邦として初の中国系の国務大臣を務めたのだそうだ。

朱梅麟は後にABCグループの創業者となり、なんと銀行まで創設することになるのである!

動画で観るとわかるのだが、実際は英語で会話している。

実際、モーリシャスの金融の礎を築いたのは中華系の人達なのだそうだ。

以下は、中国系の人達(華人)が経営する不動産会社の実際の様子であります。


ご覧の通りアフリカの小さな国とは思えないくらい豪華である。
日本人に見えるが、アフリカの地で根を張って暮らす中華系の経営者一家である。

世の中はまだまだ新たな発見がたくさんあるということが感じられる動画でした!
(画像は全て上記の動画からの引用です。)


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