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マイクロエース製の117系とKATO製の117系比較記事。

最近、私のTwitterを見ている人ならもう察しが付いているかもしれませんが…、最近、鉄道模型のレールの配置を再開しました。
それでKATOの東海仕様の117系が欲しくなっていました。
それで買ってしまいました。

これが当時のノート(ミスキーなので投稿のことをノートって言います、ここもnoteですね?ややこしい)です。

ちなみに117系のみで比較しているのと、KATOは新製品の117系で比較していること、マイクロエース製の117系はそこそこ古い製品(金型なども含めて)であることはご留意を頂けると幸いです。

それで本題の比較に行きましょう。

マイクロエースの製のいいところ(1)

これはなんと言っても、細かいところまで色差しがなされているところですかね。

乗務員室やS11という編成番号までしっかり書かれている(実車もそう)

それと東海地区では使われなかった半自動ドア用の取手も色差しがなされています。

ちなみに車外の非常用ドアコックの三角(▼)もちゃんと印字されています。

こんな感じ

マイクロエース製の良いところ(2)

座席の枕カバーを塗り分けしているところ。
マイクロエースはこういうところ芸が細かいから侮れないwww

それを帳消しするくらいマイクロエース製の悪いところ(1)

ダイキャストブロックが錆びる。

マイクロエース製の悪いところ(2)

走行音がうるさい

マイクロエース製の悪いところ(3)

先頭車、テールランプの導光板が外れたら填めにくい。
ヘッドマークのシールが剥がれやすくそれを押すと導光板が奥に入る(苦笑)
ヘッドマークとヘッドライトが同じ電球色。

マイクロエース製の悪いところ(4)

東海仕様車なのに関西仕様車のパンタグラフ(耐寒耐雪形のPS16J)や後年の関西仕様車のトイレ採光窓を使っている。

耐寒耐雪用PS16J形なのでバネが覆われている。
(そのためバネのうねうね感が再現されていない)

(ちなみにトイレ窓は抹茶仕様の117系と同一だったはず(不確か))
というかなんで関西には居ないトイレ付きのクハ117-0なのに後年の関西仕様なんだよ(苦笑)

マイクロエース製の悪いところ(5)

塗装が弱い。すぐにハゲる。



ここからKATO製のレビューです。


KATO製の良いところ(1)

造形のわりに値段が手頃である。

最近何でもインフレ傾向にあるのに、薄給な私でもまだまだ手が出せるくらいにはお手頃価格です(苦笑)

KATO製の良いところ(2)

ヘッドマークとヘッドライトの色分けがなされている所。

しかも中に運番表示器が再現されており、
シールを貼ることで編成番号を固定表示していた後年の東海仕様車を再現が出来る。

KATO製の良いところ(3)

付属のステッカーがマイクロエースと比べるとかなり豊富。
(著作権などの関係で写真は上げません)

KATO製の良いところ(4)

マイクロエースの117系と比べて走行がスムーズである。

KATO製の良いところ(5)

忠実に東海仕様を再現している。
まぁ、この辺は流石KATOというか、ちゃんとパンタグラフは暖地向けPS16形だし、
トイレの採光窓もちゃんと東海仕様車の国鉄時代から何も手が加えられていない原形を再現。

バネの再現なされている(バネのうねうね感が見える)ので
こちらはれっきとしたPS16形(暖地向け)になります。

KATO製の悪いところ(1)

細かいところまでは色差しがなされていない。
まぁここはなんていうか、値段も値段なので妥協するべきところではある。

乗務員室の窓には何も書かれていないので少しさみしい。

KATO製の悪いところ。(2)

座席の枕カバーに色が付いていない。
まぁ値段を考えれば仕方ない

KATO製の悪いところ。(3)

これはKATO製品全体に言えますが、室内灯がとにかく組みにくい。
(まだ117系には室内灯を組んでは居ませんが、他車(KATO製キハ25-1000)に組み込んだ経験あり)
マイクロエースやトミックスは割と簡単に組めるのですが…。
マイクロエースの117系は室内灯を組むときにライトユニットのテールライト導光板を紛失しそうにはなるが(苦笑)

総評。

今買うなら、断然KATO製品の117系が良いと思います。
わざわざ中古でマイクロエースの117系を探すメリットがありません。
あと、KATOの117系でも旧製品だとマイクロエースとどっこいどっこいみたいな評価になっていたかもしれませんが。(苦笑)
だって、ヘッドマーク光らないしwww(光り物大好き←おい)

では、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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