4月5日

・喫茶店で仕事がしたい。自制心がないからである。でも今は自粛要請が出ているので、自宅で出来る仕事をわざわざ喫茶店に行ってやるというのはそれもまた身勝手というか、自制心に欠ける。いや、自制心はないのだが。

.しかし家にいると本当に仕事に取り掛かるのが遅い。ずっと家にある面白かった頃のワンピースを読んでしまった。今までカフェに行くとかそういう行動をキッカケに仕事モードに切り替えていたので、それに変わる家で出来るスイッチを考えなければいけない。初めの一歩をどれだけ早く踏めるかがその日を決める。何がいいかな〜…

・と思って試しに散歩をしてみた。体をちょっと動かして、頭をスッキリさせて家で仕事をしようという訳だ。

・午後の街。人類の陰鬱な雰囲気など関係なく、世界はとてもいい天気だった。大好きなラジオであるオードリーのオールナイトニッポンをradikoのタイムフリーで聴きながらあてどなく歩いた。

・日曜だというのに人は少なかった。東京とはいえ田舎の方だからかもしれないが、聞いていたより皆ちゃんと自粛しているんだなと思った。人が少なく、天気は良く、空気も暖かく…豊かな時間だと思った。

・もし終末が来るとしたら、案外こういう穏やかなものなのかもしれない。そうだったら良いな。星新一の大好きな短編『午後の恐竜』を思い出した。

・今週のオードリーのオールナイトニッポンは最高だった。特に若林のフリートークのオウムの話は歩きながら何度も吹き出してしまった。マスクをしていて良かった。

・ラジオを聴き始めたのはこの仕事を初めてからだが、とても良い文化だなと思う。自分はエンタメを食べ物で例えるのが好きなのだが、自分にとってラジオは飴玉やガムみたいなものだ。静かに寄り添ってくれるのが良いんだ。なんとなくこのコロナの時代を経てラジオの需要は増えていくんじゃないかと思った。

・予想より散歩が楽しくて、帰ってくるのが遅くなってしまった。本末転倒。でも楽しかったので良しとする。散歩大好き。

・7つの習慣をちょっとだけ読んだ。人間の本質は肉体、知性、心情、精神に分けられるとあった。心情と精神の違いはなんだ?と思ったが、どうやら精神とは自分が信じるもの ルール 価値観みたいなもので、心情とは他人との関わり方らしい。気に入ったのは、“正しい生き方なくして真の成功はない”というのがこの本のテーマで、こうすれば人はこう動く!とかたった一週間でこうなる!とかではなく人としてどう生き、そして死ぬべきか という長期的な視点で書かれていることだ。

・仕事をし、本を読み、ネットをうろつくなどをしていたら深夜になった。毎週見ている坂道3番組をみて、やはり日向坂とオードリーは最高だなあと幸せな気分になり風呂に入った。

・そうだ、この日記を仕事のスイッチにするというのはどうだろう。朝起きて、前日のブログを書き、それから仕事を始めるというのは。

・そうすれば全世界に自分が何時から仕事に取り掛かったかを発信する事になる。(届いてはいないが)それはカフェで他者を認識し客観性を獲得するのと似た効果を発揮するんじゃないか?

・というわけで自分は明日何時に日記を更新するのだろうか

・非常に楽しみである。頑張れ明日の俺。

日記