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【S1】7.解体された無(5/13~5/24)

    タイトル画像は貴重な現場写真となる。
    半年間のうち、たった一枚だけ入手できた作業工程の現状確認であり唯一の物的証拠である。ちなみに向こうから進捗として送られてきたわけてはなく、俺が見に行ったらたまたま置いてあったので適当に撮影した。
    無がバラバラになってて面白いとか思っていた。

二ヶ月くらいでガタガタ言うな
今となってはそう思います
これは運転免許の学科の話
大変に示唆的なツイートと言える
知るかそんなこと
このころはまだ「事故の処理なんてそんなもん」
で済ませて良かった。
あとはしゃいでいる。

    無とかなんとか言っているが別に無ではなく、よそから引っ張ってきて身銭を切っていなかろうがなんだろうが、実際に発生しているコストなのだが、俺はなんか無から何かが生まれるのが楽しくて仕方なかったので財布はガバイばあちゃんになるわ、余計なことばかりしくさりおるわ、ことを面倒にした理由の一つとも言える。
    でもまあ、先々やろうかなって思ってたこと、今やったっていいでしょ、というのも正論と思うが。世の中は正論だけでは片付かない。

免許の点数やらなんやら言い訳にして乗らない
バイクは無理に乗らなくても良いとされている
神奈川県警に対する異常な敵意
「煽る」という行為が必要な気がしてきた俺
手応えが欲しい、ここでは銭の話だが、
のちに色んなことに繋がっていくことになる
そんなこと考えるの半年後にしなさい
このように思いつきで何かを追加していく
これが面倒のタネとなっていく
元がポンコツなので直そうと思えば幾らでも出てくる
梅雨の到来を控え
銭金で気持ちを誤魔化そうとする俺
何がプラス8万円だ(事実だが)
うるさいよ
届いてしまうんだなこれが
そーですね(白目)
命がけのわらしべ長者
お前たちが思っているほど、俺は楽には生きてはいない
それはそう
俺もこんな生き方は毎年したくない
まだ普通に意思疎通が出来ていた時の会話
バイク屋さんを疑うなど微塵の片鱗もない
というか誰のことも疑っていない
膝の治療を続けているようだな
来月半ばァ?
とか言う寝言をほざく俺
ゾーンに入っているというなら、それはそう
イベントが連発するという意味で良ければ
くだらねーアイデアが豊富な俺
そういうメンタルだから天罰がくだる

    こうして二ヶ月ほどが経過する。
    二ヶ月目において俺のバイクの状態は「バラバラになっている」に変化した。
    ここから半年の間、信じられないことに他の画像は一枚も入手出来てはいない。

    この物語は事実である。
    あなたにとっても事実であったなら、嬉しい。


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