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雑記

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本当のことだったり、想像だったり。
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#縁

【雑記11】ミエナイチカラ

人が最も大切にしてきたものを 桜の花びらが散っていくたびに忘れかけてしまった。 真夏の太陽の下で、いつもと違う潮風を感じた。 季節はいつのまにか、懐かしさを運んできた。 目と目を見て、 手と手を取りあって、 そしてぬくもりを感じて。 見えない何かに不安になることで、 見ようとしない何かがあったことを なしにしようとしていた気もする。 こんな時に繋がれた縁は、 今までとは全く違う 本来、私たちが最も大切にすべきことを 教えてくれる縁だと信じている。

【雑記 7】キモチ ハ イツモ

遠く離れた人のことを思う。 元気にしているだろうか。 大変なことはないだろうか。 ひとりで悩んでいないだろうか。 たくさんのことをしてもらった恩がある。 僕はこの人生の中で出会ったアナタに、 返せるものがあるのなら、返したいと強く思う。 過ぎた時間は、返してやれないけれど。 これからの時間のためにできることがあるなら、 できうる限りのチカラをもって、返したい。 未練とは違う。 アナタのためにできることをしたい。 アナタのチカラになりたい。 あの頃も、今も、

【雑記 5】イツカマタココデ

年齢を重ねていくと、思い出の場所が増えていく。 未練とは違う。それは、自身の人生の彩り。 生きて、その時間を過ごした証。 それぞれに過去があり、経験があり、学びがある。 そしてまた出会う。その意味はなんだろうか。 人生を最後まで共にすることができない人でも、 どの出会いも運命で、かけがえのないものである。 私はそう思う。 感謝の気持ちは常にわいてくるし、 元気にしているかな、今日も笑っていたかな、 と、思ったりもする。 ぶっちゃけて言えば、 自分の人生

【雑記 1】カンシャノキモチ

出会い、別れ。 こんなにも私の心が揺さぶられるのは、本当にアナタを大事に思っていたからなのだと思う。 朝、目が覚めれば、「今日もまた生きられるんだな」という漠然とした感謝と、まだアナタのココロとカラダの無事を祈る。 満員の電車を避けるように、早朝から仕事に出かけ、明るいうちにどこかに寄るでもなく、帰宅する。 ドアを開けて、「ただいま」と言ってみても返事があるわけではない。(まあ、これはこの地に引越してきてから変わらない日常なのだが。) 私はいつも誰かに守られて生きて