ネオニコチノイド農薬日本だけ緩和

ネオニコチノイド使用で、アメリカでミツバチが80%大量死亡しました。
ミツバチは絶滅寸前にまでなりました。

ミツバチの脳神経経路は人間と酷似してますから
「ミツバチがネオニコチノイドで死亡する」と言う意味は
人間も神経回路のかく乱で死亡する」と言う意味になります。
なので欧米ではネオニコチノイド農薬をただちに禁止しました。
ミツバチの大量死の一因とされる特定の農薬を巡り、野菜などの残留基準値と、人体への健康影響について研究者や環境NGOを含めて議論が起きています。厚生労働省がホウレンソウなどの残留基準値を緩和する方針を示しているためです。そもそも基準値はどのように決まり、健康にはどう関係するのでしょうか。
この農薬は「ネオニコチノイド系」=ことば=と呼ばれる農薬の一種で「クロチアニジン」。環境NGOなどがミツバチ大量死との関連を指摘しています。

参照:船瀬俊介著:「悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた


ミツバチの大量死の一因とされる特定の農薬を巡り、野菜などの残留基準値と、人体への健康影響について研究者や環境NGOを含めて議論が起きています。
厚生労働省がホウレンソウなどの残留基準値を緩和する方針を示しているためです。そもそも基準値はどのように決まり、健康にはどう関係するのでしょうか。
この農薬は「ネオニコチノイド系」=ことば=と呼ばれる農薬の一種で「クロチアニジン」。環境NGOなどがミツバチ大量死との関連を指摘しています。
●使用禁止が40ppmへ
厚労省が新たに基準値を設けようとしているのはホウレンソウやミツバなど約20品目。クロチアニジンの作物ごとの基準値は、既に国際基準などに合わせて、ホウレンソウやミツバを含む約160品目に設定されています。しかし、農薬メーカーから新たな使用申請が出た段階で見直し、新しい基準値が設定される仕組みとなっています

ネオニコチノイド農薬のせいで、ウナギも絶滅寸前に。
ウナギは節足動物を食べて生きる。
ネオニコのせいで、93年を境に、トンボも激減しました。
大浜教授は見ている。
山田敏郎 金沢大教授の研究でも
ネオニコチノイド低濃度のミツバチは、巣に帰れなくなり、死亡。
神経経路を混乱させ、麻痺させ、正常な判断能力を失う。

虫が一夜にして大量失踪(行方不明)になった原因は、
「ネオニコチノイド」が原因とされて、
フランスが2006年に使用禁止の最高裁判決を出した事を始めとして、
デンマーク(2000年)やドイツ等のヨーロッパで使用禁止が広がって来ています。しかし、日本では全く規制の考慮にも入っていません。
それどころか、規制緩和されました。
「人にも影響がある」ことを実験で確かめるために
神戸大学で、マウスを使った実験行った

無毒性量(毒性はないと判断される程度の薬物量)
を使ったマウス実験。
無毒性量投与のマウスは明らかに、行動が変になった。
実験映像
ラットでの実験だが
人間の脳神経構造とミツバチの脳構造はほとんど同じだそう。
だからこそ、EU、アメリカでは即刻禁止したのですが・・。



ネオニコチノイド系(クロチアニジン)の使用量改定
厚労省が新たに基準値を設けようとしているのは
ホウレンソウやミツバなど約20品目。

今回注目のホウレンソウの場合、これまで日本国内ではクロチアニジンの使用は農薬取締法で禁止されてきました。
しかし、
農薬メーカーの住友化学がホウレンソウへの使用を申請したため、
改めて正式な基準値が検討されることになり、
現行の3ppm(ppmは100万分の1の単位)から、
40ppmに大幅に緩和される案が示されました。

◇クロチアニジンの主な残留基準値

         現行値  国際値    新案
ホウレンソウ      3    2      40
ミツバ       0.02    なし      20
コマツナ                        1            2              10
小麦                           0.02          0.02         0.02
ニンジン                    0.02         なし         0.05
大豆                              0.1         0.02          0.1

※単位はppm。農薬の使用がない食品は 0.02など
クロチアニジンのADIは体重1キロ当たり1日0.097ミリグラム

毎日新聞生活報道部
ミツバチの大量死の一因とされる特定の農薬を巡り、
野菜などの残留基準値と、人体への健康影響について研究者や
環境NGOを含めて議論が起きています。



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