人形作りの思ひ出 1
2025年4月、ダンサー・振付家の木村玲奈さんが開いている東京の「糸口」という場所にて、やかまし作の人形を展示する「ぞろぞろぞろ」という企画をさせてもらうことになりました。
その際、人形とともに説明書、カタログのようなものを制作しようと考えているので、この機会に作った人形について整理し、少しずつふりかえっていきたいと思います。
第一弾はやはり…
いつから人形を作るようになったか、ということについて。
写真のアルバムをふりかえって思い出せる、最も古い記憶は幼稚園で作ったストッキングの人形。ストッキングにわたをつめて、むすんだり、ボンドで髪の毛や顔や手や服をくっつけたりして作りました。
手と足はスポンジ。服は制服なので、自分なのかもしれないが設定はよく覚えていません。髪の毛のピンクの細い毛糸(少しもわもわしている)と、口の蛍光オレンジのひもを妙にかわいがり、気に入っていたことが思い出されます。長い毛をみつあみにすることを楽しんでいたような気がする。ちなみに、いすは肉や魚が入っているトレーを二つ使って布を貼っているようですね。
ストッキングにわたをつめて作る、というのは幼稚園の先生に習ったのだと思います。かなり会心の出来ばえだったことがその後の人形作りに影響しているかもしれません。
その後、このような写真も見つかっており、自分が作ったのだとは思いますが、いつ作ったのかについての記憶ははっきりしません。服の感じから察するに割と大きくなってから、かも。
今でもストッキング、タイツを見ると知らず知らずのうちに、わたをつめれば人形になる、という思いが込みあがってくるので、穴が開いたりしていてもなかなか捨てることができないわたしです。
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