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ダート馬は怒ってるんだぞ!ぷんぷん[昇竜S展望]

今週はなんといっても金鯱賞が注目を集めていますが、まずは日曜中京10RのOP戦昇竜Sの展望をお話ししておきましょうかね。

22対2、そして更に 22対0

この数字なんだと思います?
これ3歳(2歳)限定のOPクラスの芝戦と砂戦、そして芝重賞戦と砂重賞戦レース数です。
2019年生の現3歳世代が新馬又は未勝利戦で勝ち上がって来た頭数ですが

芝戦451頭
砂戦399頭

そして1勝クラスは

芝戦46鞍
砂戦32鞍行われています。
(全て先週の3/6までの結果です)

そして冒頭に書いた通り
OPクラスは芝22戦、一方砂は2戦。
更に重賞でも芝は22戦、ダート重賞はゼロ(中央)という番組構成。

ダービーが終わるまでは砂のOP馬はとりあえず地方でもドバイでもサウジでもケンタキーでもドーゾ、どーぞって言わんばかりです。
(それでもダートGⅠが出来る前よりだいぶ改善されてきましたけどね)

さてこのように不憫な扱いを受けているダート馬ですが、競馬界(馬産地)を支えているのはダート馬と言っても過言ではありません。

故障が少なく、基本安価で長く使える、中央がダメでも地方で買い手がついてくれれば・・・と。
高馬を好きなだけ買える馬主は実際一握り、同様に好きなように高馬を付けられる牧場だって一握りです。

限られた予算で馬を買い、馬を作る。
競馬の世界だってそういった経済の原則に則って取引されています。ゆえに使い勝手のいいダート馬は重宝されるし、
馬産地を下支えしているのは【ダート血統】です。
それなのになんてぇまぁヒドイ・・・・と砂のOP馬は毎夜涙で枕を濡らしているのです。

少々前置きが長くなりましたが、今週行われる【昇竜S】は不遇な扱いを受けている砂陣営が持ち望んだ久々のOP戦。

陣営だってそりゃぁまぁ気合が入りますよ。
乗り役だって人気上位はルメール(グッドディール)、川田(ジレトール)、デムーロ(ファーンヒル)、そしてノリにのってる横山武史(リメイク)。

この4名だけでなく騎手も完全に重賞レベルです。同日の中山牝馬S、フィリーズレビューと比較してみれば一目瞭然。

従って各陣営万全の態勢を整えてメイチの勝負です。
今、名前をあげた4つの陣営が当然重い印になります。

この4頭に割って入る【穴馬】として注目したいのがあえて関東から遠征してくる【タイセイジャスパー】です。

3着なら大ありの【強運サイン】が出ているんですけどね。三複絡みで一考どうでしょう。

明日はアネモネSの展望をお話ししましょうかね。

それでは本日はこのへんで。
お役に立てれば幸いです。
ズバリン555

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