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【スプリングS】強運フラグがバリバリ立ってる2頭に期待

昨夜の地震は本当に怖かったですね。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

昨日は若葉Sの幸運サインで【高馬】についてお話ししました。その時に
比較のためスプリングSのセール馬について傾向をお話ししました。

2011年からの過去11年間で

スプリングSの全出走馬151頭中セール馬は60頭(39.7%)して
[0-4-4-52/60]。
2着3着に入って皐月の権利は獲ったものの、セール馬はこの11年間スプリングSを勝っていないこと。

そして不思議なことに、スプリングSでは5,000万円(税込)以上のセール馬(13頭)は1頭も3着以内に来ておらず、高馬が活躍している若葉Sと真逆であることをお話ししました。

スプリングSといえば2015年キタサンブラック、13年ロゴタイプ、11年はオルフェーヴル、09年アンラバルド、03年ネオユニヴァース、02年タニノギムレット、94年にはナリブライアン、92年はミホノブルボン等々、ここに挙げた以外にも沢山の名馬、GⅠウイナーを輩出している『謎の1800m戦(笑)』です。

ところが、近年このレースから皐月に挑んだ馬で皐月を勝ったのは2013年のロゴタイプまでさかのぼらなくてはなりません。2015年のキタサンブラックでさえ皐月は3着に終わりました。

じつはスプリングSの地盤沈下は

2017年にGⅠに昇格したホープフルSの影響を受けているのではなかろうかと想像しています。

加えて弥生賞のレベルも低下

しています。1995年~2010年の16年間で弥生賞から皐月を制した馬は7頭。これ凄いですよね。
ところが2011年から昨年までの11年間で弥生賞から皐月を制した馬は何と『0』になってしまいました。一応2着に6頭食い込んでいます

皐月で台頭している共同通信杯からの直行組

弥生賞、スプリングSが地盤沈下する一方で大きく台頭したのが
前走共同通信杯からの直行組

先の16年間では共同通信杯から皐月の直行は僅かに10頭で3着に2頭入っただけ。ところが近11年は[5-0-3-10/18]という大躍進

【外厩】利用術がローテを変えた

言うまでも無く【外厩】利用術がローテを変えた証左と見ていいでしょう。

そしてもう一点が2017年に新設GⅠホープフルSの影響。

2018年のクラシックシーズンからホープフルS組が存在するようになりました。ホープフルSから皐月直行で勝ったのが19年のサートゥルナーリアと20年のコントレイルです。

直行でない組は弥生賞かスプリングSを使うことが多いのですが、実はここに弥生とスプリングS組が精彩を欠く原因になっているのではと考えています。

『すご~くシンプル』な言い方をすると『すごーく疲れちゃったんだと思います』

朝日杯FSとは別に中山の芝2000mのGⅠが出来ちゃった。12月にマイルの朝日杯FSか、阪神2000mのGⅢを選んでいた時と陣営側もちょっと馬の仕上げが違います。

ここら辺はいずれ別の機会にもっと詳しくお話しすることになると思います。

さてスプリングSに話を戻します

ここはまず関東馬と関西馬でチェックすべき点が違うと思います。

冒頭でセール馬の事を言いましたが、それも念頭おいて頂くとして、
ここで好走るするのは一にも二にもここまで堅実無比で崩れなかったタイプ(3着以内率75%以上)。

即ち【堅実だけど勝てない君】がここでも踏ん張るという図式。

そのタイプで
【関東馬】ならば前走1勝クラスで上がり3F順位3位以内の末脚を発揮していた馬。これ絶好の狙い目です。

【オウケンボルト】ですね。父は昨年で種牡馬引退のフェノーメノ。
これまでお世辞にも活躍馬を出した言えないフェノーメの産駒が昨年末から突然躍進の兆し。昨年の地方2歳最優秀牡馬にフェノーメノ産駒のナッジが選出。中央では本年2月にアルーブルトがダートでOP入り。このスプリングSでオウケンボルトが勝つとなれば種牡馬引退は早まったかも!?なんてことも。

さて【関西馬】です。これは今回5番人気以内なら自動的に買わねばならないですね。
皐月の権利をどうしても欲しくて遠征してくるのですからね。
既に賞金は足りていますが【ソリタリオ】【社台のクラブの関西馬】ですから「初の9F」「初の右回り」のW克服を陣営も期待していることでしょう。

【社台のクラブの関西馬】というフラグは可成りの【強運サイン】です。陣営にとってはここでダメなら素直にNHKマイルCに目標を変えるでしょう。

5番人気以内には該当しないかもしれませんが唯一3戦連続で重賞出走中で堅実に好走している【ビーアストニシッド】は軽視できません。

さて、本日はこれにて。

お役に立てれば幸いです。【ズバリン555】

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