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Beau is afraid


前日睡眠時間が足りなかった事は十二分に理解していたけれど、それでも我慢出来ず仕事終わりにアップリンク吉祥寺へ。ボーはおそれている。しかし、上映3時間の長丁場を無事完走出来る自信と気合いは現場に着いた途端見事飛散してしまい、取り敢えずパンフレットのみをフライング購入(こんな事は生まれて初めて)したのが3日前。で、今日。早起きして9:15からの回を前日にオンライン予約、吉祥寺下車即スーパーダッシュでギリギリ間に合い、そして観終わる。で、ひとつ上の階のディスクユニオンでノイズ/アヴァンギャルドコーナーを眺めながら思う。幾つかの短編は置いておいて、長編のヘレディタリー、ミッドサマーの次にこれか、これなのか!と賛否が分かれるのはよく分かるし自分はどっちだ?と問われたら返答に窮してしまう。取り敢えず、エンドロール中に思わず小さく呟いてしまった「Beau…」が全てを物語っているでしょう。夜、寝る前にベッドでパンフレットを読むのを楽しみだと思う位だから、多分「賛」寄りなのだと思う。思いたい(観る前にパンフレットを買った事をただ後悔したくないからかもしれない事はない)。

早起きして映画なんて数年前、立川で観た「グランド・ブダペスト・ホテル」以来じゃなかろうか?なんて色々と思い出しながら、さっきもディスクユニオン覗いたけれど、せっかくだから他のディスクユニオンにも行く事にした。昨夜から引き続き、昨日iPhoneに投入しておいたARMのIt's A Sonic(その昔テレビから頻繁に聞こえてきたIt's A Son◯も◯ANASONICのナレーションも一瞬聴こえてきます)を聴きながら。久川さんのビートの組み立て方は、所謂テクノ畑ではないところから引っ張ってきてるか否かはわからないけれど、トランソニックの諸作に触れてきている人は是が非でも聴いて頂きたい。今の所ご本人から直接購入のみかもしれませんが。あーほんとかっこいい。語彙力必要なし。めちゃめちゃめちゃかっこいい。

ディスクユニオンではダブリーの「スリー/スリー」国内盤(ライナーが原さんだったから)と、Art into Lifeから6枚組BOXをリリースしているコラージュ作家、øjeRumのカセット、「Selected Percussive Works 1998 - 2001 Vol. 1」(汚れてるように見えるジャケットこれデザインのようです)を見つけた。何年か前、なにかの深夜番組で江森丈晃さんがそのArt into Life盤なんかも紹介していたと記憶しているのだけれど。

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