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SCUM OF THE EARTH 2

土曜日、晴れ。昨年末、高円寺tataでのArt into Life展以来となる高円寺は、この時同様再びtataへ。LOS APSONヤマベさん(以下、アメラ店長)の個展「SCUM OF THE EARTH 2」(因みに前回も勿論伺った)。しかし、あの寒過ぎた年末から3ヶ月しか経っていないのに今日は夏の様な陽気で24度位まで気温が上昇したみたいで、コーチジャケットとニット帽を脱ぎ捨てたくなる様な最高の陽気。tataに到着後、早速例のドラクエよろしくなハシゴ(not階段。FF7リバースのクラウドみたく降りる時シャーとやりたかった)で2階に上がる。アメラ店長の熱狂的なコラージュファンのわたくしには今回もがつんとくる作品ばかりで、前回も買う買わないのジャッジを現場で数分間脳内で激しく繰り返した挙句断念してしまったけれど、今回も年明けの引っ越しなぞもあり泣く泣く断念。無念。しかし、一つとても欲しい作品があったんだ。写真に撮ってiPhoneのホーム画面にしてしまいアメラ店長ごめんなさい。「宇宙人がニック・ザ・レコードに良いスペーシーなジャズ・アナログを届けにきた図」のナゾなドローイングも堪らなかった。Nick The Recordによる名作の誉れ高いミックステープ、「Jazz Paradox」はいつか聴きたいなとずっと思っております。アメラ店長、どうぞどうぞよろしくお願い致します◎それから展示の片隅に桂銀淑のサイン色紙を確認出来た事も書き記しておきます。帰りしな、この日現場でかかっていたこの展示の為に拵えたというアメラ店長のCD-R2枚(片方のやつはFace Factsと題されたイマジンから始まる内容で、これむかしロスアプソンで買ったやつだった)とCage Y.名義でのアンビエントミックスを購入し、その足で今年の夏で開店から丸30年(祝・祝・祝)を迎えるロスアプソンへ。


久々のロスアプソンではKUKNACKEさんのニュウミックスと、我らがチャーハンと、テンテンコさん&カントリー田村さんが共にセレクトした「ぽんぽこ山サンプラー」を目当てに。後者は残念ながら売り切れてしまっていたのでまた後日。アメラ店長に「久しぶりじゃない?」と言われる始末。確かに大変ご無沙汰してしまっていました。店内に貼られているロスアプソン一周年の時のポストカード型フライヤー「¿ LOS APSON?VS Mom'n'DaD Productions」の話しと、西新宿時代のダイカンプラザビジネス604のポストに貼られていたルチャ・リブレのポストカード話しをしたり(開店時間に行っても開いておらず、このポストカードを眺めながら開くのをひたすら待っていたんですよ話し等を)、そして、なによりも来たる今年8月で丸30年という節目。自分は本当に長年お世話になっているレコード屋さんで、ほんとにここのお陰で耳と感性を拡大してもらったんだよなあとロスアプソン近くの公園でぼんやりしながら思い出していた。通い始めた当初はロウファイとかノイズアヴァンギャルドなんかを好んで聴いていて、その頃は完全に門外漢だったテクノやヒップホップ、ダブ、その他沢山のジャンル群をなんの抵抗もなく聴けるようにしてもらった事。抵抗なく、というどころか大好きにさせてもらった事。こういうお店があって、通えて本当に良かった。西新宿時代にはフリーペーパーを置いて頂いたり(お店に行く度に新しいの出来たらまた持ってきてねと言われる事がどれだけ嬉しかった事か)zineは委託&取り扱い頂いたりと(お店に行く度に次のzineの予定はないの?と言われる事がどれだけ嬉し&重圧になっていた事か)、お客としてだけじゃなくそんなところでもお世話になりました。アメラ店長、身体にだけは気を付けて下さい。40年50年と続けて下さい。zu-hauseより

本文中に出てきた愛ポストカード

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